台北26日発。台北市立国楽団は6月にヨーロッパツアーを行い、「台湾の風情画」コンサートを披露する。これは台湾のプロ楽団として初めて、ベルリン・フィルハーモニー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ウィーン楽友協会という三大音楽ホールで巡回公演を行うものとなる。

台北市立国楽団の鄭立彬団長は本日、プレスリリースを通じて、今回の訪問によりヨーロッパの人々の心に「台湾音楽」の印象を深め、文化外交としての役割も果たしたいと述べた。台湾の音楽家で構成された楽団が、台湾人作曲家の作品のみを演奏することにこだわっており、過去90年の台湾の現代音楽を網羅する意義深いものとなる。

プログラムには、1936年のベルリン五輪で作曲賞特別賞を受賞した江文也の「台湾舞曲」が含まれる。90年の時を経て、再びベルリンで奏でられることになる。また、国家文芸賞受賞者である蕭泰然の「チェロ協奏曲」を、ドイツ在住のチェリスト楊文信氏を招いて演奏する。さらに、王乙聿の笛協奏曲「庫依の愛情」や、鍾耀光の「台湾風情画」などが演奏される。

鄭団長は「最もローカルな素材を使い、自信を持って演奏することで、世界に台湾という美しい島を紹介したい」と語った。5月28日には台北の国家音楽庁で出発前コンサートが行われ、6月3日にベルリン、4日にライプツィヒ、7日にウィーンで公演が行われる。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:cultural_event