大手総合不動産コンサルティングサービスであるコリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社(代表:谷川雅洋、本社:東京都千代田区、NASDAQおよびTSX:CIGI、以下コリアーズ・ジャパン)は、アジア太平洋地域を含むグローバル市場において、AIの急速な普及やエネルギー需要の増大などが商業用不動産、労働力、企業戦略に与える影響を分析した最新調査「企業不動産を再定義する5つのメガトレンド」の和訳版を発表しました。

本調査によると、企業を取り巻く不確実性の高まりと変化の加速を背景に、テクノロジー、人口動態、インフラの変化が収れんし、企業は人材戦略、ワークプレイス設計、サプライチェーン、長期的なリスク管理に至るまで、戦略の抜本的な見直しを迫られています。

今後数十年にわたり、世界経済成長の約60%を占めると見込まれており、同地域は企業の立地戦略、投資方針、人材戦略において一層重要な役割を果たすと考えられます。本調査では、こうした長期的な構造変化が企業不動産の意思決定にどのような影響を及ぼしているかを整理するとともに、今後の戦略におけるAPACの重要性を示しています。

企業不動産戦略を再定義する5つのメガトレンド

1. AIが支えるワークフォース 自動化やデータ分析、AIの活用が企業活動の中核に組み込まれることで、意思決定や業務プロセス、さらには不動産ニーズの在り方が大きく変化しています。APACは、デジタルインフラ投資とテック人材の拡大により、重要な拠点となっています。

2. 人口動態の地殻変動 成熟市場における高齢化と、新興国における若年人口の増加により、労働市場の構造が大きく変化しています。企業はAPAC内において、成熟市場と成長市場を組み合わせた人材戦略を構築する必要に迫られています。

3. エネルギー不足とセキュリティ 電力消費の大きいテクノロジーの普及とインフラ制約により、エネルギー供給は立地・投資判断における重要要素となっています。特に都市化の進展やデータセンター需要の拡大により、APACではエネルギーインフラへの負荷が高まっています。

4. 気候リスク 異常気象の頻発や規制強化により、企業はレジリエンスを重視した戦略構築が求められています。多くのAPAC市場では気候リスクへの曝露が高く、立地の長期的な適合性が再評価されています。

5. グローバル秩序の変容 貿易構造やサプライチェーンの再編が進む中、企業は新たな市場への進出や供給網の多様化を進めています。APACは今後の経済活動、投資、サプライチェーンにおいて中核的な役割を担う存在として、重要性を一段と高めています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:ワークプレイス コンサルティング / コンサルティングアドバイザリー