株式会社DeltaX(本社:東京都千代田区、代表:黒岩 剛史)が運営する塾選びサービス『塾選』は、「中高生の登校しぶり」について調査しましたので概要をお知らせいたします。
「学校に行きたくない」と子どもが口にしたとき、多くの保護者は突然の変化に戸惑うのではないでしょうか。
今回、塾選ジャーナルが「子どもの登校しぶり」を経験した中高生の保護者100人に調査したところ、子どもが「学校に行きたくない」と言葉にする前に、その気持ちに気づいていた保護者はわずか16%にとどまりました。つまり、約8割の保護者は、子どもの言葉や欠席などの行動があるまで「学校に行きたくない」という気持ちに気づいていなかったことになります。
一方で、子どもが言葉にする前から、まったく変化がなかったわけではありません。今回の調査では、イライラや朝寝坊が増えるなど、登校しぶりの前に何らかの変化が見られた家庭が大半でした。ただ、そうした変化は思春期の子どもには珍しくないため、当時から“登校しぶりの前兆”として捉えるのは難しかったことがうかがえます。
また、登校しぶりが見られた時期では「夏休み明け」が42%で最多。長期休暇後に登校しぶりが見られた家庭では、休暇中の子どもの様子として「生活リズムが乱れていた」「ゲームやSNSに没頭していた」といった回答も多く挙がっていました。
本記事では、保護者100人へのアンケート調査をもとに、中高生の登校しぶり前に見られた変化や、夏休み明けなど長期休暇明けに登校しぶりが見られた子どもの休暇中の様子、再登校につながった家庭での関わり方を紹介します。
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「学校に行きたくない」は突然に-約8割が子どもの言葉で初めて気づく
今回の調査でまず明らかになったのは、子どもの「学校に行きたくない」という気持ちに、保護者が事前に気づくことの難しさです。
「学校に行きたくない」ことに気づいたタイミングについて、本人が言葉にする前に察知できていたケースはわずか16%にとどまりました。つまり、本人が「行きたくない」と言い出したり、実際に欠席が始まったりといった「登校しぶりの行動」が起きてから初めて気づくケースがほとんどということです。
この背景には、子どもが不調の理由をうまく言語化できない、あるいは親を心配させまいと意図的に隠してしまうといった事情も考えられます。また、保護者側にとっても、日常の些細な変化を「よくある反抗期」や「一時的なわがまま」と捉えてしまい、深刻な異変として認識しにくい側面があるようです。
一方で、子どもが言葉にする前に、まったく変化がなかったわけではありません。次章では、登校しぶりの前に見られた子どもの変化について詳しく見ていきます。
登校しぶり前の変化は「イライラ」が最多-思春期特有の行動と見分けが困難
子どもの変化で多いのは「イライラ」や「生活リズムの乱れ」
今回の調査では子どもが登校をしぶる前に「特に変化は見られなかった」と回答した保護者はわずか8%でした。つまり多くの家庭で、子どもに何らかの変化があったことになります。
※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。
登校しぶりの前に見られた変化として最も多かったのは、「イライラしていることが増えた(48%)」でした。続いて「朝寝坊することが増えた(42%)」「夜更かしすることが増えた(36%)」など、生活リズムに関する変化も上位に挙がっています。
こうした変化は、いずれも思春期の子どもにとって珍しいものではありません。そのため、「よくあること」として受け止められやすく、結果として“登校しぶりの前兆”として認識されにくいことが考えられます。
登校しぶりの理由は「友人関係のトラブル」が最多
※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。
さらに、学校に行きたくない理由を聞いたところ、「友人関係のトラブル(35%)」が最多でした。また「クラスの雰囲気が合わない(28%)」や「先生との相性が合わない(15%)」「部活動でのストレス(15%)」など、学校の環境に悩みを抱えているケースが見られました。
塾選ジャーナルが実施した高校生向けのアンケートでは、6割以上の高校生が「対人疲れ」を感じているとの結果も。具体的なトラブルがなくとも、「学校に行きたくない・面倒くさい」と思ってしまうケースが多いことが分かっています。
参考記事: 高校生の8割が「学校に行きたくない」と感じた経験あり 背景に"対人疲れ"【高校生調査】
登校しぶりのタイミングは「夏休み明け」が最多
前章では、登校しぶりの理由として「友人関係のトラブル」や「クラスの雰囲気が合わない」など、学校内の人間関係や環境に関する悩みが多いことを見てきました。
一方で、登校しぶりが見られた時期にも、一定の傾向が見られます。
夏休み明けが中心-長期休暇後は要注意
※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。
学校に行きたくない理由は子どもによってさまざまですが、今回の結果からは、夏休み明けなど長期休暇後が登校しぶりの一つのタイミングになっていることが分かります。
長期休暇後に登校しぶりをする子どもは“休暇中の生活リズム”が乱れる傾向も
n=74 長期休暇後に登校しぶりが見られた子どもの保護者 ※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。
もちろん、生活リズムの乱れやゲーム・SNSへの没頭が、登校しぶりの直接的な原因とは限りません。前述の通り、学校に行きたくない理由としては、友人関係やクラスの雰囲気など学校内の悩みも多く挙がっています。
ただ、長期休暇中に起床・就寝時間が後ろ倒しになると、休み明けに朝の登校リズムを取り戻しにくくなることがあります。学校生活への不安や負担がある子どもにとっては、生活リズムの乱れが重なることで、登校へのハードルがさらに高くなる場合もあるでしょう。
夏休み明けから、起床時間が遅くなり、遅刻ギリギリの登校となることが増えていきました。徐々に遅刻して登校することが増え、本人は否定していましたが、何か学校に行きたくない理由があるのだろうなと推測していました。(usaさん / 埼玉県 / 中1男子 / 保護者)
夏休み明けから朝起きるのがつらそうで、何度声をかけても布団から出たがらず、『学校に行きたくない』と言うようになりました。(ポケットマームさん / 北海道 / 高1女子 / 保護者)
また、「ゲームやSNSに没頭していた」と回答した保護者も46%にのぼりました。長期休暇中は学校がある時期に比べて自由時間が増えやすく、スマホやゲームの利用時間が長くなる場合も。長期休暇前に、起床時間や就寝時間、スマホ・ゲームの利用時間について親子で話し合っておくことも、休み明けの登校リズムを整える一助となりそうです。
参考記事:門限は「ゆるく」スマホは「厳しく」?中学生・高校生の生活ルール調査【2026年最新】
「学校に行きたくない」への対応は「様子を見守る」家庭が約6割
子どもが「学
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