FlashLabs株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:細井洋一、以下「FlashLabs」)は、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、当社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」において、セキュリティ研究者・レッドチーム/ブルーチーム向けのオープンウェイトモデル「GLM-5.3-Flash-Uncensored」のGGUF量子化版が公開されたことをお知らせします。

本モデルは、Z.ai社が公開したオープンウェイトLLM「GLM-5.3-Flash」(総パラメータ320B・アクティブ18B)をベースに、コンテンツフィルタリングを緩和した研究用途のモデルです。2026年8月30日に公開したFP8版に続き、ローカル実行向けの量子化形式「GGUF」のバリアント4種を、Hugging Face上で公開しました。

主要指標 — KEY FIGURES

320Bパラメータ
総パラメータ320B・アクティブ18BのMoE(Mixture of Experts)構成
18Bパラメータ
総パラメータ320B・アクティブ18BのMoE(Mixture of Experts)構成
263GBGB
ファイルサイズは263GB(Q6_K)から117GB(Q2_K)まで4段階
117GBGB
ファイルサイズは263GB(Q6_K)から117GB(Q2_K)まで4段階

主なポイント

セキュリティ研究(レッドチーム/ブルーチーム)向けモデルのGGUF量子化版を公開(FP8版に続く2形式目)

Q6_K・Q4_K_M・Q3_K_M・Q2_Kの4バリアントを提供(推奨はQ4_K_M)

ファイルサイズは263GB(Q6_K)から117GB(Q2_K)まで4段階(当社確認※2)

ベースモデル「GLM-5.3-Flash」は総パラメータ320B・アクティブ18BのMoE(Mixture of Experts)構成(Z.ai社発表※1)

CPU・GPUの両方に対応し、Apple Siliconを含むローカル環境で実行可能

マルチモーダル対応の視覚エンコーダー(mmproj)を同梱

脱獄プロンプトや追加学習に頼らず、拒否応答の除去がウェイトに直接組み込まれている

Hugging Face上で公開(利用申請制・MITライセンス※3)

開発の背景

Continuum AIは2026年8月29日、セキュリティ研究・レッドチーム/ブルーチーム向けにコンテンツフィルタリングを緩和した研究用途のモデル「GLM-5.3-Flash-Uncensored」のFP8版を公開しました(2026年8月30日発表)。その後、セキュリティ検証の現場からは、「機密データを外部クラウドに出せない環境でモデルをローカル実行したい」というニーズが寄せられていました。

GGUF(GPT-Generated Unified Format)は、llama.cppなど主要なローカル実行環境で広くサポートされる標準的な量子化形式です。今回の公開により、クラウド上のFP8版に加え、ローカル環境で動作するGGUF版を利用できるようになりました。

GLM-5.3-Flash-Uncensored GGUF版について

「GLM-5.3-Flash」は、Z.ai社が公開したオープンウェイトLLMです。総パラメータ320B・アクティブ18BのMoE構成で、1Mトークンのコンテキストに対応します。スパースアテンションと線形アテンションを組み合わせたハイブリッドアーキテクチャを採用し、「初のオープンウェイトフロンティアモデル」と位置づけられています(※1)。

「GLM-5.3-Flash-Uncensored」は、このベースモデルのウェイトに拒否応答の除去を直接適用したモデルです。脱獄用プロンプトの注入や追加学習(LoRA)による調整に依存せず、モデル自体のウェイトにフィルタリング緩和が組み込まれています。GGUF版では、量子化の度合いに応じてファイルサイズと精度のバランスを選べる4バリアントを提供しています。

バリアント

ファイルサイズ

Top-1精度(開発元発表※2)

Q6_K

263GB

94.3%

Q4_K_M

193GB

89.8%(推奨)

Q3_K_M

153GB

85.6%

Q2_K

117GB

75.5%

4バリアントはいずれもCPU・GPUの両方で動作し、Apple Siliconを含むローカル環境で実行できます。また、画像入力を扱う視覚エンコーダー(mmproj)も同梱されており、マルチモーダルな検証ケースにも対応します。なお、標準のウェイト(フィルタリング有効版)は、OrcaRouterのモデルページからAPIでも利用できます。

責任ある利用について

Continuum AIは、本モデルをセキュリティ研究者・レッドチーム/ブルーチームによる検証・研究用途に限定して提供しています。利用にあたっては、Hugging Face上の利用申請とライセンス条項への同意が必要です。一方、本番システムでのAI利用には、OrcaRouterのガードレール(PIIシールド・コンテンツポリシー・エージェントファイアウォールなど)が標準で有効になっており、研究用途と本番利用の線引きを明確にした運用が可能です。

今後の展望

OrcaRouterは今後も、セキュリティ研究コミュニティへの貢献と、AIの安全な利用環境の整備を両輪で進めてまいります。

OrcaRouterについて

OrcaRouterは、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、FlashLabs株式会社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイです。OpenAI互換のAPIを備え、Anthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Grok、Qwenなど200以上のLLM・生成AIモデルを単一のゲートウェイから利用できます。直近では、GPT-5.6、Claude Opus 5、Gemini 3.6 Flash、Grok 4.6、Muse Spark 1.2など、各社の最新モデルが公開後まもなくカタログに追加されています。OrcaRouterのAIモデル一覧からすべてのモデルを確認できます。

会社概要

FlashLabs株式会社

本社所在地:東京都千代田区一番町10番8号

代表取締役:細井洋一

設立:2023年7月

事業内容:AI応用研究所(Human-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化。OSS音声モデルChromaの開発元)

URL:https://www.flashlabs.ai/

Continuum AI

「次の10年の知能システムを支える基盤インフラを開発する研究機関(米国)」

OrcaRouterの開発・提供

URL:https://www.continuum01.ai/

本件に関するお問い合わせ

FlashLabs株式会社 マーケティング部 小林光喜

E-mail:koki.kobayashi@myflashcloud.com

※1 ベースモデル「GLM-5.3-Flash」の仕様(総パラメータ数・アクティブパラメータ数・コンテキスト長等)はZ.ai社の公式発表に基づきます。

※2 バリアント別のファイルサイズ・Top-1精度は、OrcaRouter公式発表(2026年8月31日)およびHugging Face上の公開データ(2026年9月1日時点・当社確認)に基づきます。

※3 提供形式・ライセンス・利用申請制は、Hugging Face上のモデルリポジトリ(orcarouter/GLM-5.3-Flash-Uncensored-GGUF・2026年9月1日時点・当社確認)に基づきます。

※4 本モデルはセキュリティ研究・検証目的に限定して提供されます。利用にあたってはHugging Face上の利用申請とライセンス条項への同意が必要です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:製品発表
  • 関連組織:Continuum AI / Hugging Face / OpenAI