調査の背景
共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化により、育児における外部サービスの活用や親のリフレッシュの重要性が浸透しつつある一方で、完全な趣味目的での夜間外出や民間施設への「宿泊預け」に対しては、依然として世間の厳しい目や親自身の根強い葛藤が存在しています。本調査は、現代日本における育児観のリアルな実態と世代間の差違を明らかにする目的で実施されました。
調査概要
- 調査主体:おうち部 - 調査名:子育てとリフレッシュ(外部託児サービスの利用)に関する意識調査 - 調査方法:インターネット調査(無記名式) - 調査対象:全国の10代〜60代の男女 - 有効回答数:500名(男性240名 / 女性255名 / その他・回答しない5名) - 調査時期:2026年6月1日〜6月4日
「昼の短時間」は8割が容認、しかし「夜の宿泊」は7割が否定的に
親がリフレッシュのために外部サービスを使うこと自体は広く受け入れられつつあります。「昼間の短時間、買い物や美容院のために未就学児を一時預かりに預ける行為」に対しては、全体の82.2%が「肯定的」と回答しました。
しかし、「完全な趣味(ライブや旅行など)のために、夜間に宿泊で預ける行為」になった途端、結果は一変します。「否定的」と答える割合が70.0%に跳ね上がります。「親たるもの、夜は子どものそばにいるべき」という考え方が根強く存在しています。
若者の7割が容認、シニア層の9割が拒絶
年代別に見ると、「趣味目的での宿泊預け」に対し、10・20代の若年層は約7割が肯定的に捉えています。一方で、60代以上のシニア層は9割以上(91.7%)が「否定的」と回答しており、伝統的な育児観が依然として強く保たれていることがわかります。
「親になった途端」に意識が変わる?
子育て当事者世代である「30代」を対象に子どもの有無で比較すると、子どもがいない層は半数が容認的であるのに対し、親になった途端、否定的な割合が8割へと上昇しました。
夜間が敬遠される理由と、夫婦間での意識の差
夜の宿泊預けに対してモヤモヤする理由として、「他人に預けられる子どもの寂しさや安全面(43.4%)」と「子どもと夜を過ごすことを最優先すべきという親の責任論(32.0%)」が上位を占めました。
また、「もし配偶者から『1泊預けてライブに行きたい』と提案されたら?」という質問に対し、夫側は65.0%が否定的だったのに対し、妻側は76.1%が否定的であり、育児負担を多く背負いがちな女性側の責任意識が高い傾向が見られました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:GRASグループ株式会社
- 製品・サービス:おうち部