父の日ギフトの情報メディア「父の日.jp」では、2026年に実施した各種アンケート調査や父の日ギフトランキング、検索動向の分析結果をもとに、5つの「父の日ギフトトレンド2026」を発表しました。

長引く物価高による消費者の慎重な買い控えや、記録的な猛暑予測、さらには高齢化するお父さん世代へのアプローチなど、今年の父の日商戦は例年とは異なるいくつかの新しい変化が見られます。

これまでの定番だった見栄えやおしゃれさ重視の選び方から、お父さんの心身を本気で労わる「実用主義」へとシフト。

さらに、当日にポチッと贈れるソーシャルギフト(eギフト)の普及なども手伝って、購入スタイルも「前もって準備する」から、直前まで状況を見極める「臨機応変」型へと移行しつつあります。

日本国内で実際に動いている父の日市場のリアルな受給実態を捉えた、2026年を象徴する5つの最新トレンドトピックスは以下の通りです。

・父の日ギフト、2026年トレンド発表!

https://chichinohi.jp/fathersday-trend-2026/

父の日ギフト2026年トレンド トピックス

「迷ったら、うなぎ」── 母の日は「カーネーション」、父の日は「うなぎ」。これが、現代のギフト選びに迷った時の救世主に。

「お酒を上回る、食品グルメ需要」── 「食品・グルメ」が「ビール・お酒類」を上回り、贈りたいもの1位に。

「いたわり(リカバリー)ギフトの広がり」── 疲労回復や睡眠の質に着目。健康を直接サポートする実用アイテムが新定番へ。

「お洒落より、酷暑対策」へのシフト── おしゃれより実用性。お父さんのQOLを上げる「酷暑対策ギフト」が大ヒット。冷却ファンのほか、日傘や帽子、ひんやり寝具まで。

「ジャストインタイム贈答」── 事前準備から、直前の「臨機応変」へ。物価高で家計を見極める消費者の防衛心理と、ソーシャルギフト(eギフト)の普及が相まって、父の日直前の駆け込みトレンドが年々後ろ倒しに。

父の日ギフト2026年トレンド 詳細

1.「迷ったら、うなぎ」

── 母の日は「カーネーション」、父の日は「うなぎ」。これまで「定番」が定まりにくかった父の日市場において、現代のギフト選びに迷った時の救世主として定着。

かわすいのうなぎ、父の日ギフトで人気。

母の日ギフトにおいて、困ったときの定番といえば「カーネーションのお花」が広く知られています。お花の華やかさは届いた時のインパクトもあり、お母さんへの感謝を伝える象徴として定着しています。

一方、父の日ギフトでは、母の日に比べてお花の需要が少なく、これまで「これを選べば間違いない」という定番の位置づけになる商品が明確には存在していませんでした。しかし近年、その定番の座に「うなぎ」が収まりつつあります。

うなぎは日常的に食べる機会が少ない高級食材であり、世代を問わず人気が高いのが特徴です。また、ギフト選びで特に悩む人が多い「義理の父親(義父)」へのプレゼントとしても、失礼がなく喜ばれやすいという特徴があります。

消費者がうなぎを選ぶ理由の根底には、「モノを贈るだけでなく、メッセージを贈る」という心理が働いているとみられます。栄養豊富なうなぎを贈ることで、「お父さん、これを食べて元気になってね」「暑さに負けずスタミナをつけてね」という健康を労わるメッセージを自然に伝えることができます。

実際、近年の売上ランキングでもうなぎが上位を維持しており、現代の「父の日ギフトで迷ったら、うなぎ」という選択肢は、市場に広く定着したようです。

2.お酒を上回る、食品グルメ需要

── 贈りたいもの1位が「ビール・お酒」から「食品・グルメ」へ逆転。

2026年版】今年の父の日に贈りたいものは何ですか?(父の日に関するアンケート調査)

2026年版】今年の父の日に贈りたいものは何ですか?【お義父さんへ】(父の日に関するアンケート調査)

父の日ギフトの2大定番として市場を長年牽引してきた「お酒・ビール類」と「食品・グルメ」ですが、2026年の調査では明らかな変動が見られました。

「お父さんに贈りたいもの調査」において、昨年(2025年)は「お酒・ビール(28.6%)」が「食品・グルメ(27.0%)」を上回り1位でしたが、今年(2026年)は「食品・グルメ」が30.6%となり、「お酒・ビール(27.8%)」を逆転してトップに躍り出ました。

この傾向は「義理の父親(義父)に贈りたいもの調査」でさらに顕著に現れています。

昨年も食品・グルメ(38.1%)がお酒・ビール(32.6%)を上回っていましたが、今年は食品・グルメが42.2%にまで上昇。お酒・ビール(26.7%)を引き離す結果となりました。

2026年は、うなぎをはじめとする「食品・グルメ」の需要が、定番である「お酒・アルコール全般」の需要を追い抜く結果となっています。

「食品・グルメ」が初の首位となった主な要因として、以下の3点が考えられます。

① 王道である「うなぎ」以外のグルメアイテムの健闘

山年園の高級お茶漬けセット

食品・グルメジャンルの牽引役である「うなぎ」の強さはもちろんのこと、近年はお父さんの好みに合わせやすい「おつまみセット」や「高級お茶漬け」、「海鮮の詰め合わせ」といったギフトのバリエーションが豊かになり、選択肢が広がったことが全体の数値を押し上げています。つまり、特定の目玉商品だけに頼るのではなく、お父さんのライフスタイルや好みに幅広く応えられる強力なラインナップがジャンル全体に揃ってきたことが、今回初の1位を獲得した大きな要因ではないかと分析しています。

② 高齢化に伴う健康志向とお父さんを気遣う心理

お父さん世代の高齢化が進むなかで、家族の間に「お酒の量を少し控えてほしい」「いつまでも健康で長生きしてほしい」という労わりの心理が働いています。

そのため、体に優しく栄養価の高い高級グルメを贈ることで健康を気遣いたい、という選択が増えているようです。

③ ギフト市場全体の「グルメ化」とお中元時期との兼ね合い(贈答の住み分け)

近年の「お中元」をはじめとする贈答品市場全体において、お酒類から産地直送グルメへシフトしている潮流が、父の日にも連動しているとみられます。

また、父の日(6月)とお中元(6月下旬〜7月)は時期が非常に近いことも影響していると考えられます。

食品・グルメジャンルでは、お酒によく合う「おつまみ」や「海鮮の詰め合わせ」、さらには締めの「高級お茶漬け」などが人気ですが、これらは一般的なお中元ギフトではそれほど主流ではありません。そのため贈り手側が、「時期の近いお中元でお父さんにビールなどのお酒が届くこと」をあらかじめ見越し、父の日にはあえてそれ単体でも、お酒と合わせても楽しめるグルメを贈ろうという、消費者の賢い「住み分け(コーディネート)」の心理が働いているのではないかと分析しています。

2位とはいえ衰えぬ存在感:今なお市場を支える「お酒・ビール類」の圧倒的パワー

グルメ需要にわずかな僅差で首位を譲ったものの、「お酒・

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  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:うなぎギフト / 食品・グルメセット