橋本組サイト
ひょっこりちゃん
主要指標 — KEY FIGURES
焼津市内の建設現場を訪れたひょっこりちゃん。橋本組社員や協力会社の作業員など、会社や職種を越えて集まった。
一つの建設現場では、一つの会社だけが働いているわけではありません。
元請会社、専門工事会社、職人、現場監督――。 所属する会社も職種も役割も異なる人たちが、その現場では一つの建物や構造物をつくるために働いています。
では、会社も立場も違う人たちの間に、どうすれば自然なコミュニケーションが生まれるのか。
株式会社橋本組(本社:静岡県焼津市、代表取締役社長/CEO:橋本真典)は、その答えを探る小さな実験を始めました。
使ったのは、新しいアプリでも、研修でもありません。
橋本組の公式キャラクター「ひょっこりちゃん」です。
橋本組では現在、焼津市、大井川地域、吉田町、藤枝市の6つの建設現場をひょっこりちゃんが訪問。橋本組の社員だけでなく、協力会社の作業員を含む延べ97人が参加しました。
仕事とは直接関係のないキャラクターを現場に持ち込むことで、会社や職種、役職を越えて会話できる「共通の話題」をつくる試みです。
活用したのが、ひょっこりちゃんが現在挑戦しているキャラクターイベント「ゆるバース」。
「みんなで上位を目指す」というシンプルな共通目標をつくり、会社の違いを越えて参加できるコミュニケーションのきっかけにしています。
「現場に着ぐるみが来たら、迷惑では?」から始まった
建設現場には工程があります。
決められた期間の中で、それぞれの会社、それぞれの職種の人たちが自分の役割を果たしながら工事を進めています。
その場所に、仕事とは直接関係のないキャラクターが突然やって来る。
「忙しい現場で、本当に受け入れてもらえるのか」
活動を始める前には、そんな心配もありました。
そこで訪問は作業を妨げないよう、各現場の休憩時間などに合わせて実施しました。
実際に訪問してみると、現場監督だけでなく、普段はそれぞれの持ち場で働いている協力会社の作業員も集まり、ひょっこりちゃんを囲んで一緒に写真を撮影。
そこでは元請会社の社員も協力会社の作業員も、現場監督も職人も、「ひょっこりちゃんを囲む人」という同じ立場になります。
ほんの短い時間ですが、仕事上の役割とは違う関係が現場に生まれました。
ひょっこりちゃんを囲み、社員や協力会社の作業員が記念撮影。会社や役職を越えて自然と人が集まった。建設現場に現れたひょっこりちゃん。普段はそれぞれの持ち場で働く作業員も、足を止めてその姿を見守った。
雨で中止を伝えたら「別の日には来られない?」
当初は8現場への訪問を予定していました。
しかし、うち2現場は雨天のため中止となりました。
中止を伝えた際、ある現場から返ってきたのが、
「別の日には来られない?」
という声でした。
橋本組側から現場へお願いして始めた活動に、現場側から「来てほしい」という声が返ってきたのです。
さらに別の現場担当者からは、地域貢献イベントへの出演についても相談が寄せられました。
会社が一方的に情報を発信するためのキャラクターではなく、人と人の間に新しい会話を生み出す存在へ。
活動を始めた当初には想定していなかった変化が、少しずつ現れています。
建設現場に必要なのは「情報共有」だけなのか
建設現場では、安全、品質、工程などについて正確な情報共有が欠かせません。
一方で、一つの現場を構成しているのは、所属する会社も職種も年齢も経験も異なる人たちです。
業務上必要な情報を正確に伝えることと、人と人が自然に話せる関係をつくることは、必ずしも同じではありません。
今回、橋本組が試しているのは、仕事の情報を増やすことではなく、仕事とは少し離れた「共通点」を一つ増やすことです。
それが、ひょっこりちゃんです。
共通点は「同じ会社」でなくてもいい
橋本組が今回の活動で目指しているのは、協力会社を含めた現場の全員を「同じ会社」のようにまとめることではありません。
会社が違うからこそ、それぞれに専門性があり、それぞれの役割があります。
しかし、一つの構造物を完成させるという目的は同じです。
普段はそれぞれの仕事をしている人たちが、仕事とは直接関係のないキャラクターや「ゆるバース」という共通の話題を通じて、一瞬でも同じ方向を見る。
6現場、延べ97人という、まだ小さな試みです。
それでも、キャラクターという仕事上の上下関係を持たない存在だからこそ、会社、役職、職種に関係なく参加しやすい。
そんな可能性が見え始めています。
現場で生まれたつながりを、今度は地域へ
活動は建設現場の外にも広がっています。
地元・焼津市では、焼津市公式キャラクター「やいちゃん」を訪問し、キャラクター同士で交流しました。
さらに橋本組では、子どもから大人まで一緒に踊って楽しめる「ひょっこりちゃん音頭」を制作。SNSでの配信も予定しています。
また、現場担当者からは地域貢献イベントへの出演について相談も寄せられています。
現場で生まれたつながりを地域へ。焼津市公式キャラクター「やいちゃん」を訪問し、キャラクター同士で交流した。
社員の一体感づくりから始まったキャラクターが、協力会社との接点となり、さらに地域との接点へ。
橋本組は、ひょっこりちゃんを単なる会社の「広告塔」ではなく、会社や役職、職種、世代を越えて、人と人が話すきっかけをつくる存在として育てていきます。
建設現場で進む「ひょっこりちゃん」の取り組み
・現場訪問:6現場(8現場を予定、2現場は雨天中止) ・訪問地域:焼津市、大井川地域、吉田町、藤枝市 ・交流した社員・作業員:延べ97人 ・焼津市公式キャラクター「やいちゃん」と交流 ・現場から地域貢献イベントへの出演相談:1件 ・ゆるバース順位:47位(2026年9月24日時点) ・「ひょっこりちゃん音頭」を制作。SNSで配信予定。
【会社概要】
株式会社橋本組
[代表取締役社長/CEO]橋本 真典
[所在地]静岡県焼津市本町2丁目2番1号
[創業]大正11年12月
[企業サイト]https://www.hashimotogumi.co.jp/
[Instagram]https://www.instagram.com/hashimotogumi/
[ひょっこりちゃん]https://www.instagram.com/hyokkorichan_hashimotogumi/
TEL.054-627-3276(代表) FAX. 054-628-8007
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