パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックグループ)は、パナソニックグループ現地法人4社(パナソニック アジアパシフィック カンボジア、パナソニック ソリューションズ タイ、パナソニック マニュファクチャリング フィリピン、パナソニック ベトナム)と連携し、2025年12月から2026年4月にかけてアジア4か国の無電化地域に対し、無電化地域に「あかり」を届ける活動「LIGHT UP THE FUTURE」の一環として合計1,200台のソーラーランタンを寄贈しました。
本取り組みは、単に“照明”を寄贈することを目的としたものではなく、電気のない環境下で生活する人々が直面する課題の解決を目指しています。具体的には、子どもたちの学習機会の確保、灯油ランプ等に起因する健康リスクの軽減、そして夜間活動の可能性を広げることによる収入機会の創出など、「教育」「健康」「収入向上」の観点から、生活の質の向上に寄与することを目指しています。
また本取り組みは、パナソニックグループ従業員の主体的な参画によって支えられています。2026年も、社会貢献活動に関する実態調査への回答が寄付につながる仕組みを通じて、グローバルで延べ6万人以上の従業員が参加したほか、福利厚生制度「カフェテリアポイント」を活用した寄付もあわせて実施されました。さらに、各国のパナソニックグループ現地法人と連携することで、地域ごとのニーズに即した支援の実現と、寄贈後のフォローアップ体制の強化を図っています。
これらの取り組みは、グローバルで一体となって社会課題に向き合い、持続的な価値創出を目指すパナソニックグループの姿勢を体現するものです。
各国における取り組み
1. カンボジア カンボジアの一部農村地域では、国家電力網への接続が進んでおらず、多くの家庭が依然として灯油ランプに依存した生活を送っています。このような状況は、就学児童の夜間学習を制約するだけでなく、煙による健康への影響や火災リスクといった安全面の課題も引き起こしています。 今回の取り組みでは、こうした課題に対応するため、貧困世帯や就学児童のいる家庭を中心にソーラーランタンを提供し、安全で安定したあかりを確保することで、学習環境および生活環境の改善を図っています。 協働パートナー:公益財団法人JELA、Lutheran Hope Cambodia Organization
2. タイ タイ北部の山岳地域においては、地理的な条件から電力インフラの整備が十分に進んでいないエリアが存在し、特に学校寮などの生活環境において夜間の照明不足が課題となっています。児童の多くは遠方から通学し、電気のない環境で共同生活を送っているため、日没後の活動や学習に制約が生じています。 本取り組みを通じて、夜間の移動時の安全性を高めるとともに、放課後や夜間における学習機会を確保し、教育環境の改善に貢献しています。 協働パートナー:タイ教育省・初等教育局、Niyomphanich Lampang
3. フィリピン フィリピンの沿岸地域や先住民コミュニティの一部では、依然として国家電力網に接続されていない地域が多く存在し、夜間の照明不足が生活および生計の面で大きな課題となっています。特に、ザンバレス州の山間部などに暮らす先住民コミュニティにおいては、電力インフラの未整備により、教育、生活、収入活動のいずれにおいても制約を受けており、非再生可能エネルギーや従来型の照明に依存せざるを得ない状況にあります。 また、沿岸部の漁村においては、日没後の活動が漁業収入の機会を左右する要因となっており、安定した生計の確保が課題となっています。 今回のソーラーランタンの寄贈により、夜間の漁業活動の可能性が広がることで収入向上が期待されるほか、先住民コミュニティにおいても家庭内での学習環境の改善が期待されます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:ニュース
- 関連組織:Lutheran Hope Cambodia Organization / タイ教育省・初等教育局 / Niyomphanich Lampang
- 製品・サービス:ソーラーランタン