KPMGコンサルティング株式会社は、AIや量子コンピューティングをはじめとする先端技術の急速な進展と融合により、社会や経済が大きく変革される“インテリジェンス時代”を迎え、企業におけるテクノロジーの成熟度や投資の実態をまとめた「KPMGグローバルテクノロジーレポート2026」(日本語版)を発表しました。
本レポートは、20年以上の知見を基に2022年から年次で発刊されているもので、2026年版では世界27ヵ国、2,500人以上のテクノロジーリーダーへの調査と、経営層8名へのインタビューに基づき、2026年に取り組むべき8つのアジェンダを定義しています。
<注目すべき調査結果>
1.AI活用の進展とROIの課題 AIを活用して事業価値を創出している組織は74%に達しましたが、複数のユースケースでROIを達成している組織は24%、全社規模での大規模展開は31%に留まりました。また、「データアナリティクス」「サイバーセキュリティ」「AIと自動化」が上位3つの成熟カテゴリーとなっています。
2.テクノロジー投資の成果格差 投資全体の平均ROIは2倍であるのに対し、高パフォーマンス組織は平均4.5倍を達成。投資額の多寡よりも、意思決定や実行プロセスの成熟度が成果に大きく影響しています。特に小規模組織は、スリムなガバナンスにより3.6倍の高いROIを達成しています。
3.戦略の陳腐化リスクと俊敏性 回答者の56%が急速な変化により自社の戦略がすぐに時代遅れになると懸念しています。パフォーマンスの高い組織は予算を成長に振り分け、変化への耐性を確保しています。
4. エージェントAIへのシフト 88%の組織がエージェントAIの組み込みに投資しており、92%が今後5年間でその管理が重要なスキルになると回答。AIを超えたさらなるインテリジェンスへの準備が求められています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:KPMGコンサルティング株式会社
- 製品・サービス:KPMGグローバルテクノロジーレポート2026