授賞式の様子(2026年9月9日、東京ガーデンパレスにて)
キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、以下キユーピー)は、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2026日本パッケージングコンテスト」において、日清オイリオグループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:久野 貴久、以下日清オイリオグループ)と連名で、最高賞である「ジャパンスター賞」のうち、「経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞」を受賞しました。受賞したのは、両社の工場から排出された油付きPETボトルの再生材料を新しいPETボトルの一部に再利用した食用油とドレッシングです※1。2026年4月に数量限定で発売し、国内で初めて※2油付きPETボトルの水平リサイクル(ボトル to ボトル)を実現しました。本賞は、容器包装・包装資材として優れている中で、容器包装廃棄物の排出抑制のための3Rの取り組みがなされ、環境適合化への努力が最も優れているものに与えられます。
主要指標 — KEY FIGURES
同時に、2025年11月からキユーピー マヨネーズ700gで採用している軽量化キャップ※3について、メビウスパッケージング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:飯田 高、以下メビウスパッケージング)と連名で「包装部門賞」のうち「食品包装部門賞」を受賞しました。
※1 キユーピーアヲハタニュース2026 No.20 参照
※2 2026年3月時点、キユーピー調べ。日本国内に流通する調味料として。
※3 キユーピーアヲハタニュース2025 No.92 参照
【受賞①】 ジャパンスター賞 経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞
『国内初!油付きPETボトルを原料とした再生材料を利用した食用油、ドレッシング製品』 (共同受賞:日清オイリオグループ)
油が付着したPETボトルは、リサイクル工程で油が残り、再生材料の品質に影響を与える懸念から、未だリサイクルの仕組みが社会的に実装されていません。この課題に対し、キユーピーは日清オイリオグループと2024年5月から協働を開始し※4、長年「油」に向き合ってきた両社の知見を生かして技術検証を行いました。その結果、油付きPETボトルを原料とした再生材料について、品質に問題がないことを確認し、論文で発表しました※5。
ドレッシングの受賞商品(2026年4月に数量限定で販売した4品)
この成果に基づき、両社の工場から排出された油付きPETボトルを回収して再生材料を作り、その再生材料を新しいPETボトルの一部に再利用して、2026年4月からドレッシングを数量限定で発売しました※1(日清オイリオグループでは同年3月から食用油を発売)。国内で初めて油付きPETボトルから水平リサイクル(ボトル to ボトル)したボトルで再び商品をお届けすることで、新たな資源循環の第一歩を踏み出しました。今後は、油付きPETボトルの水平リサイクルの取り組みを広げていきます。
※4 キユーピーアヲハタニュース2024 No.38 参照
※5 (共同リリース)日清オイリオとキユーピーが協働して油付きPET ボトルの水平リサイクルの技術検証を実施
【受賞②】 包装部門賞 食品包装部門賞
『キユーピー マヨネーズ700g 軽量化キャップ』 (共同受賞:メビウスパッケージング)
当社グループが掲げるサステナビリティ目標の一つ「2030年度にプラスチック排出量削減率30%以上(2018年度比)」の達成に向け、マヨネーズ容器の重量のうち約2割を占めるキャップに着目しました。従来に比べて約17%の軽量化を実現したキャップを開発し、2025年11月、キユーピー マヨネーズ発売100周年の節目の年に700gサイズで初めて採用しました※2。
キャップ1個当たりの重量を従来の約5.2gから約4.3gに軽量化したことで、年間で約3.4トンのプラスチック削減※6および約13トンのCO2排出量削減※7を見込んでいます。プラスチック削減のためキャップの高さを低く設計するにあたり、出し口の位置を中心から手前へ移動させる新構造を採用しました。これにより、背が低くなってもマヨネーズが垂れにくく、従来の使いやすさを維持しています。さらに側面の凹凸を減らすなど徹底した軽量化を図り、日々の使いやすさと環境対応の両立を実現しました。現在のように細口と星型の2通り使えるダブルキャップは2005年に採用※8されており、20年ぶりのキャップ刷新となりました。
㊧従来のキャップ ㊨軽量化キャップ(軽量化キャップは凹凸部分を上部のみに残し、下部は滑らかにして薄肉化)㊧現在のキャップ ㊨軽量化キャップ(軽量化キャップは出し口が低く、手前にある)
※6 2024年出荷実績に基づく当社試算
※7 GHG(温室効果ガス)排出量[トン-CO2e]、資材サプライヤーの試算
※8 キユーピーアヲハタニュース2005 No.4 参照
「日本パッケージングコンテスト」について
公益社団法人日本包装技術協会が主催し、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の包装の最高峰と優秀群を決定する毎年開催されているコンテストです。入賞作品には、優れた包装の証であるGPマークの使用が許可され、包装が中身をさらにグレードアップします。また、入賞作品については、世界の包装コンテストであるワールドスターコンテストへの出品資格を同時に取得します。
公益社団法人 日本包装技術協会:https://www.jpi.or.jp/saiji/jpc/jpc_index.html
キユーピーグループは、私たちの事業活動と地球環境の調和を図る長期的な指針として「キユーピーグループ 環境ビジョン2050」を策定し、「脱炭素社会の実現」「循環型社会の構築」「生物多様性の保全」を柱に、持続可能な社会の実現に向けて環境活動を推進しています。
https://www.kewpie.com/sustainability/management/environment/
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:受賞
- 関連組織:キユーピー株式会社 / 日清オイリオグループ株式会社 / メビウスパッケージング株式会社