創立159年を迎える名門ウクライナ国立歌劇場が、2026年も年末に来日公演を開催します。困難な状況が続くキーウにおいて、活動を続けている同劇場が演奏する渾身のベートーヴェン。今回は、交響曲第9番「第九」に加え、交響曲第5番「運命」と「エグモント」序曲を公演ごとに演奏します。「第九」は、この偉大な作曲家の晩年の集大成。音楽史上初めて交響曲に“人間の声”を取り入れた革命的な作品でもあります。詩人シラーの「歓喜に寄す」に込められた“自由と友愛の精神”に深く共鳴したベートーヴェンが、約30年の歳月を経て完成させた傑作です。第4楽章では、大合唱が「すべての人々は兄弟となる」と歌い、自由、平和、友愛への願いが壮大に響きます。さらに「運命」では、難聴に悩まされながらも逆境に抗い、音楽家を貫くベートーヴェンのきらめくエネルギーを、「エグモント」序曲では、英雄エグモントの不屈の精神を感じていただけるでしょう。今、この時代だからこそ、心に響くベートーヴェン。混沌の時代を生きながら、音楽を敬愛し、演奏を継承するウクライナ国立歌劇場のベートーヴェンの演奏は、深く胸に迫ります。年末を締めくくるにふさわしい、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団が贈る魂を揺さぶる特別な公演を、どうぞお聴き逃しなく。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:event_announcement
- 関連組織:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団