2026年7月21日(火) 9:44 ~ 9:52

国土交通省会見室

金子恭之 大臣

主な質疑事項

(大臣から)リニア中央新幹線にかかる静岡県とJR東海間の「自然環境保全協定」の締結について

リニア中央新幹線について

西九州新幹線について

北陸新幹線について

冒頭発言

(大臣から)リニア中央新幹線にかかる静岡県とJR東海間の「自然環境保全協定」の締結について

(大臣)

本日の閣議案件で、特に私から報告するものはありません。

このほか、私から1点報告があります。

リニア中央新幹線の静岡工区についてです。

先日18日(土)、静岡県庁において、静岡県・JR東海との間で自然環境保全協定の締結式が行われ、静岡県からの招待に応じ、 水嶋 ( みずしま ) 事務次官も参加しました。

この度、多くの関係者間での長きにわたる議論を経て、静岡工区の着工に向けた大きな節目を迎えたことを心から歓迎するとともに、改めて、静岡県とJR東海、その他関係者の皆さまの御尽力に敬意を表します。

先日も申し上げましたが、静岡工区はようやくスタート地点に立った状況だと認識しています。

JR東海におかれては、今回締結した協定に沿って、これまでの議論の成果である環境保全措置をしっかりと実施し、地域の理解と協力を得ながら、適切かつ着実に工事を推進していただきたいと思います。

国土交通省としては、引き続きリニア中央新幹線の早期整備に向けた環境を整え、一日も早い開業に向けて、関係自治体やJR東海と連携し、しっかりと取り組んでまいります。

また、今般、JR東海から、静岡県との間の協定締結について報告したいとの申し入れがあり、24日(金)にJR東海の 丹羽 ( にわ ) 社長と面会をさせていただくことになりました。

当日は、報道機関の皆さまにも頭撮りをしていただければと考えていますので、よろしくお願いします。

本件については、後ほどプレスリリースをします。

詳細は事務方にお問い合わせください。

私からは以上です。

質疑応答

リニア中央新幹線について

(記者)

リニアの話で冒頭に少し被ってしまう部分もあるのですが、実際に締結に至ったということで、開業時期だったり着工だったり、踏み込める部分が生まれてくるようでしたら伺えればと思います。

あわせて、先ほどもお話がありましたが、静岡県は、環境影響審査会に新たなモニタリングの部会を設けて、JR東海の工事の自然環境保全措置の実施について、国と連携して監視していくこととなっていますが、この件について、今後、国として静岡工区に具体的にどのように県と一緒に対応していくのか改めて伺います。 (大臣)

静岡県とJR東海との間の自然環境保全協定の締結への受止めについては、冒頭お話ししたとおりです。

静岡工区の着工や開業の見通しについては、JR東海からは現時点で未定であると聞いていますが、冒頭お話ししたとおり、24日に丹羽社長とお会いしますので、その際に、改めて、私から直接確認したいと思います。

また、静岡工区への今後の対応方針ですが、国土交通省は、これまで、「静岡工区モニタリング会議」等を通じて、静岡県とJR東海との間の対話を促してきたところです。

今後も、このモニタリング会議の体制を維持し、静岡県が新たに設置した部会と連携しながら、JR東海による環境保全措置の実施状況等を科学的・客観的な観点から確認し、必要に応じ、JR東海に対する助言等を行ってまいります。

西九州新幹線について

(記者)

先週17日に、水嶋事務次官が佐賀県の 山口 ( やまぐち ) 知事と共同で記者会見をし、協議を重ねてきた西九州新幹線の佐賀区間の環境アセスメントについて、来年度からの実施で合意したことを発表しました。

大臣の受止めとルート延伸に向けた今後の国土交通省の対応をお聞かせください。 (大臣)

西九州新幹線の 新鳥栖 ( しんとす ) - 武雄 ( たけお ) 温泉 ( おんせん ) 間については、水嶋国土交通事務次官と山口佐賀県知事との間で、昨年10月より、フル規格での整備を前提とした意見交換が行われてきましたが、二人の間で環境影響評価手続きの実施等について合意に至り、17日に共同会見を実施しました。

次官と知事が個別の政策課題に関する意見交換を重ねることは異例のことでしたが、水嶋次官と山口知事との間で真摯に協議が重ねられた結果であると考えています。

今回の合意を受けて、国土交通省においては、環境影響評価の実施に必要な準備や調整等を着実に進めてまいりたいと考えています。

引き続き、新幹線整備の必要性、重要性について御地元の皆さまに丁寧に説明をしていくとともに、佐賀県をはじめとした関係者と必要な議論を進めていくなど、西九州新幹線の整備に向けた取組を進めてまいります。

北陸新幹線について

(記者)

北陸新幹線延伸について、与党整備委員会は法律に基づくものではなく、15日にとりまとめられた「 小浜 ( おばま ) -京都ルート( 桂川 ( かつらがわ ) 案)」は単なる参考意見に過ぎず、最終的には国会など法的根拠のある場で議論して決めるべきではないのでしょうか、大臣のお考えをお聞かせください。

ちなみに、議事録公開すらない状態でこのような重大な、莫大な事業が決まることへの疑義を是非お伺いしたいのですが。 (大臣)

北陸新幹線( 敦賀 ( つるが ) - 新 ( しん ) 大阪 ( おおさか ) 間)については、与党の「北陸新幹線敦賀・新大阪間整備委員会」において議論が進められてきたと承知しています。

与党での御議論の進め方については、与党においてお決めいただくものであり、国土交通大臣としてのコメントは差し控えたいと思います。 (記者)

法的根拠がない整備委員会での決定を最終決定とするのが適切かどうか大臣のお考えを聞いているのですが、これについてはいかがでしょうか。

(大臣)

繰り返しになりますが、与党での御議論の進め方については、与党においてお決めいただくことであり、国土交通大臣としてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:政策