森ビル株式会社とアートコレクティブ・チームラボが手がける、東京・麻布台ヒルズの森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下、チームラボボーダレス)では、「Light Sculpture - Flow」を再オープンするとともに、新たな2つのシリーズ「Asymmetric Existence / 非対称性存在」と「Chromatic Existence / 色彩性存在」の作品群を公開しました。

チームラボボーダレスでは、「Light Sculpture - Flow」再オープンを記念して、特別展「宇宙の非対称性について」を開催中です。会期は10月8日(木)までを予定しており、会期中は今回公開した新たな作品群を体験することができます。

チームラボ代表 猪子 寿之のコメント

「Light Sculpture - Flow」の再オープンを記念して、特別展「宇宙の非対称性について」を開催します。「Light Sculpture – Flow」は、流れ続ける光線群が空間の中で秩序を構成するとき、そこにひとつの彫刻が現れます。それは、物体としての彫刻ではなく、光の流れと秩序によって立ち上がる、物質的な境界面を持たない空間的存在です。

今回の特別展は、「Light Sculpture - Flow」の新たな2つのシリーズ、「Chromatic Existence」と「Asymmetric Existence」を展示しています。

「Chromatic Existence」のシリーズは、色が空間の中で流れ、色そのものが秩序を構成するとき、そこに色彩の彫刻が立ち上がります。

「Asymmetric Existence」のシリーズは、実空間にのみ現れ、ミラーには映らない光の彫刻と、ミラーの中にのみ現れ、実空間には存在しない光の彫刻が、一体となったひとつの彫刻です。彫刻を、実空間に閉じた物体から、実空間と鏡像空間を横断し、認識の中で統合される存在へと拡張する試みです。この存在は、虚構でも錯覚でもなく、エネルギーを持った実在する存在です。存在というものは、環境と切り離せないし、我々の認識とも切り離せない。私たちは世界を外から見ているのではなく、その連続体の中にいて、その中で存在を認識しているのです。 そのような体験をしてもらえればと思います。

特別展「宇宙の非対称性について」で展示している作品群

Chromatic Existence / 色彩性存在

色が空間の中で流れ、色そのものが秩序を構成するとき、そこに色彩の彫刻が立ち上がる。

ここでの彫刻は、物体としての彫刻ではなく、色の秩序によって生み出される、物質的な境界面を持たない空間的存在である。

Chromatic Existence

チームラボ《Chromatic Existence》© チームラボ

Crystal of the Sky / 空の結晶

チームラボ《空の結晶》© チームラボ

Dark Existence within Chromatic Order /

色彩性秩序に宿る闇の存在

チームラボ《色彩性秩序に宿る闇の存在》© チームラボ

Asymmetric Existence / 非対称性存在

Asymmetric Existence は、実空間にのみ現れ、ミラーには映らない光の彫刻と、ミラーの中にのみ現れ、実空間には存在しない光の彫刻が、一体となったひとつの彫刻である。

本来、ミラーは実空間を対称的に映す。しかしここでは、実空間と鏡像空間は、対称関係にはない。二つの光の彫刻は、それぞれ異なる空間に非対称に現れながら、鑑賞者の認識の中で、ひとつの彫刻的存在として立ち上がる。

ミラーの面は、単に実空間を対称的に反射する境界面ではなく、実空間と鏡像空間に現れた存在を接続する場となる。Asymmetric Existence は、彫刻を、実空間に閉じた物体から、実空間と鏡像空間を横断し、認識の中で統合される存在へと拡張する試みである。

Asymmetric Cosmos

チームラボ《Asymmetric Cosmos》© チームラボ

Fixed Star

チームラボ《Fixed Star》© チームラボ

Flower in the In-Between / あわいの花

チームラボ《あわいの花》© チームラボ

Observer-Dependent Dark Existence /

観測者依存の闇の存在

チームラボ《観測者依存の闇の存在》© チームラボ

Tunnel into the Mirror Universe

チームラボ《Tunnel into the Mirror Universe》© チームラボ

Beyond Borders

追われるカラス、追うカラスも追われるカラス - Through the Asymmetric Universe / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well - Through the Asymmetric Universe

チームラボ《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス - Through the Asymmetric Universe》© チームラボ

Light Sculpture - Flow

海の渦の内側と外側は、同じ水でできている。そこに物質的な違いはない。それにもかかわらず、なぜ私たちは海の渦に一つの存在を感じ、そこに生命すら感じるのか。

渦の内側と外側を分けているのは、物質の違いではなく、秩序の違いである。流れの中に秩序が生まれるとき、物質的な差異や境界面がなくても、そこに存在が立ち上がる。

Light Sculpture - Flow では、流れ続ける光線群が空間の中で秩序を構成するとき、そこにひとつの彫刻が現れる。

ここでの彫刻は、物体としての彫刻とは異なる。物質的な境界面によってではなく、流れと秩序によって立ち上がり、人々の存在やふるまいの影響も受けながら、動的に変化する。身体との境界も曖昧な空間的存在である。

Light Sculpture - Flow は、彫刻を、固定された物体から、流れと秩序によって立ち上がる、物質的な境界面を持たない空間的存在へと拡張する試みである。

2024年2月のオープンから体験が拡張した作品(一部)

花と人、コントロールできないけれども共に生きる /

Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together

チームラボ《花と人、コントロールできないけれども共に生きる》© チームラボ

The Way of the Sea: 虚空の宇宙 /

The Way of the Sea: Cosmic Void

チームラボ《The Way of the Sea: 虚空の宇宙》© チームラボ

光の蔦に咲く朝顔:散り、流れに還る /

Morning Glories on Vines of Lig

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:イベント
  • 関連組織:森ビル株式会社 / エプソン
  • 製品・サービス:Light Sculpture - Flow / Asymmetric Existence