南スーダンでは紛争激化に伴い、民間人への無差別攻撃や医療機関への攻撃が深刻化している。国境なき医師団(MSF)が発表した報告書『逃げる中で彼らは殺された』によると、2025年1月から2026年4月にかけて、MSFのスタッフや施設に対する攻撃は12件に上り、推定76万2000人が医療アクセスを失った。MSFは南スーダン政府やスーダン人民解放軍・反体制派(SPLA-IO)を含むすべての紛争当事者に対し、民間人および医療インフラの保護を求めている。現地では、家屋に火を放たれ避難できない高齢者が殺害されるなどの惨状が報告されている。MSFはジョングレイ州、上ナイル州、中央エクアトリア州などの6州と2行政区域において、暴力による負傷者を1日平均16人治療。空爆件数は2024年2件から2025年には138件に激増し、暴力に関連する負傷者の治療数は2024年4765人から2025年には6095人へと増加した。銃創治療数は77%増加し、2026年1〜4月にはすでに1800人以上(うち性暴力被害者885人)を治療している。医療機関自体も拉致や略奪の標的となっており、MSFは国際人道法に基づき、武力行使の即時停止と人道アクセスの確保を訴えている。

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  • 出典:PR TIMES
  • 分類:Humanitarian Aid