株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴、以下 村上農園)と、日本歯科大学 新潟生命歯学部先端研究センター(所在地:新潟市、学長:藤井一維、以下 日本歯科大学)は、「ブロッコリースプラウト」に含まれる有用成分「スルフォラファン」が、体内の炎症や免疫のバランスを整える働きをもち、「若返りタンパク質」とも言われる「DEL-1(デル・ワン)」に与える影響やその相乗効果について、共同研究プロジェクトを開始します。

左:もやしタイプ(発芽後約3日)のブロッコリースプラウト右:かいわれタイプ(発芽後約1週間)のブロッコリースプラウト

本共同研究の概要・目的

現代の高齢社会において、慢性腎不全や歯周病、フレイルなどは、健康寿命を縮める大きな要因となっています。ブロッコリースプラウトは、体の抗酸化⼒や解毒⼒をサポートする有⽤成分 「スルフォラファン」や「超硫黄分子」を豊富に含むことで知られ、 健康に寄与する野菜として⾼い評価を受けています。 一方、日本歯科大学の前川客員教授らの研究により、体内に備わっているタンパク質「DEL-1」が老化細胞を除去し、健やかな組織の維持や再生を助ける因子として働いている(※1)ことが明らかになってきました。スルフォラファンは体内酵素の代謝を促し、高い抗酸化作用や抗炎症作用を発揮することがわかっているため、スルフォラファンがDEL-1の分泌に何らかの影響を及ぼす可能性が考えられます。

今回の共同研究では、スルフォラファンを豊富に含むブロッコリースプラウトの摂取が、ヒト体内のDEL-1に与える影響の可能性を多角的に検証します。その成果を通じて、日々の食生活で組織の健康維持や機能低下予防に役立つ、新たな食品価値の科学的根拠の構築を目指します。

※1:新潟大学の研究(Sirisereephap K, et al. iScience, 2024, Lim JH, et al. Adv Sci. 2026など)より

「DEL-1(Developmental Endothelial Locus-1)」とは

主に血管の内皮細胞などから分泌される、強力な抗炎症作用と組織再生能力を持った重要なタンパク質です。老化細胞を除去し、体を健康な状態に維持する、体内で作られる「若返りタンパク質」と言われています。このDEL-1は加齢とともに体内の分泌量が減少することが確認されており、この減少が血管の老化や慢性腎不全、歯周病などの悪化を招く一因とされています(※1)。またDEL-1の分泌が増加すると老化を伴う障壁が緩和したり、改善するという報告もあります。現在、医学・生命科学分野を中心に世界的な研究が進む注目の成分です。

図.ヒトの年齢別の体内DEL-1濃度

日本歯科大学 新潟生命歯学部先端研究センター 客員教授 前川 知樹氏のコメント

DEL-1は、生体の組織再生や健康維持を司る重要な『若返りタンパク質』ですが、加齢とともに減少することが分かっています。今回の村上農園との共同研究は、高い抗酸化作用を持つ『スルフォラファン』がDEL-1に与える好影響を科学的に検証する画期的な試みです。日々の『食』を通じて体内のDEL-1をサポートし、誰もが健康寿命を全うできる社会の実現に貢献できることを強く期待しています。

村上農園 会社概要

【設立】1978年1月 【代表者】代表取締役社⻑ 村上清貴 【売上】132億5,400万円(2025年12月期) 【事業内容】ブロッコリー スーパースプラウト、豆苗などの高成分野菜や発芽野菜、マイクロハーブの生産・販売

【事業所】本社・研究開発部(広島)、生産センター(北海道、宮城、千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)、営業所(東京、愛知、大阪、広島、福岡)

【関連会社】株式会社沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)

【加盟団体】一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)

【ウェブサイト】https://www.murakamifarm.com/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:prtimes
  • 関連組織:日本歯科大学 新潟生命歯学部先端研究センター