動画生成AI「NoLang」を提供する株式会社Mavericks(本社:東京都文京区、代表者:代表取締役社長 奥野 将太)は、この度、NoLangのエディタにプレビュー再生機能を新たに搭載しました。プレビュー画面上での動画再生が初めて可能になり、ナレーション・BGM・効果音も映像と同期して再生されるため、編集直後に仕上がりを確認できます。再生速度は1倍1.25倍1.5倍2倍3倍の5段階から選べ、音程を保ったまま倍速再生できるため、長尺動画も短時間で確認できます。

動画編集の確認作業につきまとう「すぐに直せない」という課題

動画制作の現場では、編集した内容をすぐに確認できないことが、作業全体の停滞につながっています。比較ビズとMteamの共同調査(2025年4月7日14日実施、マーケティング・広報・ブランド戦略関係者111名対象)では、内製と外注を併用する回答者のうち、外注先への「修正や変更を依頼するのに時間がかかる」と答えた割合は25.8%にのぼりました。内製側でも「社員のリソースが不足しており、制作に時間を割けない」との回答が31.6%を占めています(※1)。確認と修正のやり取りにかかる時間は、作業そのものよりも長引くことが少なくありません。

中でもナレーションやBGM、効果音といった音声素材は、テキストや設定を変更しただけでは仕上がりの良し悪しが判断できません。読み上げ速度を数値で設定しても、実際に耳で聞いてみるまで不自然な間や息継ぎの位置はわかりませんし、BGMの音量バランスも波形の見た目だけでは判断がつきません。実際に動画の中で流し、テンポのずれや読み上げの間、映像とのタイミングが合っているかを確かめて初めて、修正が必要かどうかがわかります。

これまでのNoLangの編集画面では、プレビュー画面上で動画を再生すること自体ができず、ナレーションやBGMを直した後に全体のつながりを確認するには、その都度動画を生成し直すしかありませんでした。テロップの文言をひとつ直すだけなら数秒で終わる作業でも、確認のために動画の生成を待つとなると、ちょっとした言い回しの調整にも数分単位の時間がかかります。5分の動画で3カ所を直すだけでもこの生成待ちが3回積み重なり、確認のための待ち時間だけで編集作業と同じくらいの時間を要することも珍しくありません。この課題に対応する形で、NoLangのエディタにプレビュー再生機能が新たに搭載されました。

エディタのプレビュー画面で、動画の再生が可能に

NoLangは、動画編集画面(エディタ)のプレビュー画面上で、編集中の動画をそのまま再生できる機能を新たに搭載しました。エディタから離れることなく、タイムライン上の編集結果をその場で再生して確認できるようになっています。プレビュー画面には再生・一時停止のアイコンボタンに加え、現在の再生位置から2秒先へ飛べる「+2s」ボタンも新設され、字幕の切り替わりやカット割りの一瞬だけを見返したいときにも使えます。

再生時には、ナレーション・BGM・効果音といった音声トラックも映像と同期して再生されます。テキストを打ち込んでナレーションを合成した直後や、BGMの音量・効果音のタイミングを調整した直後に、その場で聞き直して仕上がりを確認できます。プレビュー画面の下部には、再生速度を切り替えるボタンも新設されました。ボタンには「再生速度」というツールチップが付き、現在選択中の速度が「x1」のように表示されます。クリックするとメニューが開き、「x1」「x1.25」といった速度の一覧から選ぶ仕組みで、速度を変更している間はボタンの色が変わり、等倍でないことが一目でわかります。

再生速度は1〜3倍の5段階。音程を保ったまま倍速再生

選択できる再生速度は、1倍1.25倍1.5倍2倍3倍の5段階です。

倍速再生時にも、ナレーションや効果音の声の高さ(音程)は保たれたまま再生されます。単純に再生を早送りすると声が甲高くなって聞き取りづらくなりますが、NoLangのプレビュー再生では音程を保つ処理が加わっているため、自然な聞こえ方のまま速度だけが変わります。3倍速で再生してもセリフの内容を聞き取りながら確認できるのは、この仕組みによるものです。なお、一部のブラウザでは音程を維持した速度変更に対応しておらず、その場合は「お使いのブラウザでは、音程を維持した速度変更をプレビュー再生時に反映できません」という通知とともに、該当の音声が元の速度、または音程の維持なしで再生される旨がプレビュー画面上に表示されます。

こうした倍速オプションは、「その場ですぐに確認できる」という体験をさらに効率化する要素です。NTTドコモ モバイル社会研究所の調査(2024年9月発表)では、動画を視聴する際に「倍速視聴をすることがある」と答えた人は全体で5割強にのぼります(※2)。損害保険ジャパン株式会社「Z世代映像研究課」の調査(2022年9月実施、18〜57歳の男女800名対象)によれば、Z世代が最も快適と感じる再生速度は1.5倍速、他世代は1.25倍速でした(※3)。NoLangが備える1.25倍1.5倍という選択肢は視聴者の感覚に近い速度で仕上がりを見返せる設定であり、2倍3倍は制作側の確認作業に特化した高速な選択肢です。

等倍ですぐに修正、倍速で全体をスピーディーに見返す

プレビュー再生と倍速の組み合わせが役立つ場面は、大きく2つあります。1つ目は、編集した直後にその場で仕上がりを確かめる場面です。ナレーションを合成した直後、BGMの音量を調整した直後に、等倍(1倍)で再生してテンポや音量のバランスを耳で確認し、気になる箇所があればすぐにテキストや設定を修正し、再生して確かめるという往復を、編集画面から離れずに完結できます。「+2s」ボタンを使えば、修正した箇所の少し先まで飛んで、前後のつながりだけを素早くチェックすることもできます。

2つ目は、倍速再生によって長尺の動画を短時間で通しで確認する場面です。研修動画やセミナー動画のように尺の長いコンテンツでは、最初から最後まで等倍で見返すだけでも相応の時間がかかりますが、2倍3倍で全体のテンポや構成の破綻がないかをまず素早く確認し、気になる箇所だけ等倍に戻して音声や字幕の細部を詰める、という使い分けができます。10分の動画なら、3倍速では3分強で通しの確認が終わり、あとは気になった数十秒だけを等倍で聞き直せば済みます。

この「編集直後にその場で確認する」動きと「全体を素早く見返す」動きの両方が、動画の生成を挟まず同じプレビュー画面の中で完結する点が今回のアップデートの核です。公開前の最終チェックでも同じ使い分けが有効で、3倍速で全編を通して大きな破綻がないかを確認したうえで、気になった箇所だけ等倍に戻してテロップの改行位置や効果音のタイミングを詰めていく、という進め方ができます。

今後の展望

Mavericks社は、動画の生成だけでなく、生成後の確認・仕上げの工程についても、ユーザーが意図した通りの動画にすぐ仕上げられるよう、エディ

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:比較ビズ / Mteam / NTTドコモ モバイル社会研究所
  • 製品・サービス:NoLang / AIエディタ