株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、全国の中途採用担当者1,600名を対象に実施した「中途採用実態調査2026年版」を発表しました。

【TOPICS】

主要指標 — KEY FIGURES

1,600人
全国の中途採用担当者1,600名を対象に実施
43.5%
企業側の43.5%が自社での正社員不足を実感
47.3%
「即戦力の補充(47.3%)」が最も高く
54.6%
「積極的になる」は計54.6%

◆企業側の43.5%が自社での正社員不足を実感。「一般社員」の不足感が高い一方、2021年比では「管理職層」の不足感が上昇【図1、2】

◆直近半年間の中途採用は、応募者・入社者ともに未経験者が多い傾向。一方、入社者は応募者と比較して経験者の割合が高い【図3】

◆中途採用の量・質への満足度は過去値を上回る。一方、依然として求職者の質や早期離職は中途採用の課題【図4】

◆2026年1月~6月に、企業側の半数以上が「管理職」の中途採用を実施。7割以上が「管理職」の中途採用に満足、理由は「即戦力となる優秀な管理職を採用できた」など【図5、6、7】

◆企業側の43.5%が自社での正社員不足を実感。「一般社員」の不足感が高い一方、2021年比では「管理職層」の不足感が上昇

直近半年間で中途採用を行った企業の採用担当者に、「直近半年間での自社の正社員の過不足感」を聞いたところ、全体の43.5%が「不足している」と回答した。役職別の不足感をみると、「一般社員(役職についていない人材)」が43.1%で最多となり、「係長・主任・職長クラス(39.2%)」、「課長クラス(34.8%)」と続いた。一方で、2021年比では部長・課長クラスの「管理職層」の不足感はいずれも約7pt増加しており、上り幅が大きい傾向がみられた。 また、直近半年間で中途採用を実施した理由では、「即戦力の補充(47.3%)」が最も高く、「自己都合による退職者の増加(32.4%)」、「年代別人員構成の適正化」と「既存事業の拡大」がともに29.6%で続いた。今後の中途採用について「積極的になる」は計54.6%で、半数以上の企業が中途採用を積極的に行おうとする姿勢がみられた。【図1、2】

【図1】

【図2】

◆直近半年間の中途採用は、応募者・入社者ともに未経験者が多い傾向。一方、入社者は応募者と比較して経験者の割合が高い

直近半年間の中途採用における「応募者と入社者の業界経験」について聞いたところ、応募者は「未経験者が多い(42.4%)」が「経験者が多い(24.5%)」を17.9pt上回った。入社者についても「未経験者が多い(34.6%)」が「経験者が多い(30.3%)」を4.3pt上回ったものの、応募者よりも差は小さかった。応募者・入社者ともに未経験者が多いものの、入社段階では経験者の割合が高まり、企業が即戦力を重視しつつも、成長意欲やポテンシャルにも着目し、両者のバランスを見ながら採用している様子がうかがえる。【図3】

【図3】

◆中途採用の量・質への満足度は過去値を上回る。一方、依然として求職者の質や早期離職は中途採用の課題

中途採用の人数に対する満足度は49.6%、採用した人材の質に対する満足度は51.8%となり、いずれも調査開始から過去最高となった。一方で、中途採用活動の課題を聞くと、「求職者の質が低い(34.4%)」が最も高く、次いで「入社後、早期に退職してしまう社員が増加している(33.0%)」、「母集団(応募者数)が確保できない(31.1%)」だった。採用結果への満足度は向上しているものの、求職者の質や応募数の確保、採用後の定着については依然として課題となっているようだ。【図4】 【図4】

◆2026年1月~6月に、企業側の半数以上が「管理職」の中途採用を実施。7割以上が「管理職」の中途採用に満足、理由は「即戦力となる優秀な管理職を採用できた」など

直近半年間の管理職の中途採用状況を聞いたところ、「管理職の中途採用を行った」割合は54.8%で、2021年(38.1%)から16.7pt上昇し、過去5年で最も高い結果となった。管理職を中途採用した理由を見ると、「マネジメント経験が豊富な人材を求めたため(33.8%)」が最も高く、「高度な専門スキルを持つ人材が不足していたため(30.5%)」、「管理職層の多様性を高めるため(30.4%)」と続いた。また、管理職の中途採用に対する満足度を聞いたところ、「満足(計)」が74.2%だった。満足している理由では、「即戦力となる優秀な管理職を採用できた」、「想定通りのスキルを持ち合わせていた」、「期待していたよりも人柄・能力が上回っていた」などが挙がった。一方で、不満の理由としては、「面接内容と実際との差が大きい」「プレイングマネージャーしか集まらない」といった声もみられ、管理職の中途採用には一定の難しさもあるようだ。【図5、6、7】 【図5】

【図6】

【図7】

【調査担当者コメント】

今回の調査では、部長・課長クラスの人材不足感が5年前と比べて上昇しており、2026年1~6月に中途採用を実施した企業側の半数以上が管理職を中途採用していることがわかりました。管理職の中途採用に対する満足度も約7割となっています。また、中途採用全体でも、採用人数や採用した人材の質に対する満足度は過去値を上回りました。一方で、求職者の質や早期離職、応募者の確保は依然として中途採用の課題上位となっています。企業は必要な経験やスキルを見極めたうえで、未経験人材も含めて募集条件や採用後の育成体制を検討することが、今後ますます重要になると考えます。

マイナビキャリアリサーチラボ 研究員  朝比奈 あかり

【調査概要】 マイナビ「中途採用実態調査2026年版」

○調査期間/2026年7月10日(金)~7月15日(水)

○調査方法/インターネット調査

○調査対象/2026年1~6月に中途採用業務を担当し、募集活動をしており、採用費用の管理・運用に携わっている人事担当者

○調査機関/自社調べ

○有効回答数/1,600人

※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。

<調査結果の詳細はこちら>

https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260928_115646/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査結果
  • 関連組織:株式会社マイナビ / マイナビキャリアリサーチラボ