『Yahoo Finance』は、Meta(META-US)がAIインフラの拡大を続けると報じた。8日(現地時間)、同社はカナダのアルバータ州(Alberta)に初のデータセンターを建設すると発表した。これは同社のAI発展計画の一部である。
このデータセンターの容量は1GWに達し、Metaの世界で33番目の施設となる。投資額は約91.8億ドルと見込まれる。建設期間中には約3,000の雇用が創出され、完成後には約300の長期職が提供される予定だ。
Metaはまた、現地のインフラを強化するため4,240万ドルを投資すると発表した。冷却技術に関しては、新データセンターで封閉式液冷と乾式冷却システムを採用し、通常運転時には水資源を使用しない設計となっている。水の使用は消防用および日常生活に限られる。
Metaは今会計年度、データセンターおよび関連費用に1,250億~1,450億ドルを投入する予定だと明らかにしている。この巨額の資本支出は投資家の懸念を呼び、過去12か月でMetaの株価は16%下落し、今年に入ってからは8.6%下落している。
ウォール街は、特に前世代のLlama 4モデルが市場予想に届かなかったことを受け、MetaがAI発展計画を実現できるか注目している。
これを受けてMetaはAI戦略を見直し、「Meta Superintelligence Labs(超知能実験室)」を設立した。今年4月には、新チームによる初のモデル「Muse Spark」をリリースした。
先週火曜日には、Museシリーズの第2弾として「Muse Image」を発表した。
また、『ブルームバーグ』は先週、Metaが余剰の計算能力を第三者に販売する動きを進めていると報じた。今後、Amazon(AMZN-US)、Alphabet(GOOGL-US)、Microsoft(MSFT-US)といった大手クラウドプロバイダーに加え、新興のCoreWeave(CRWV-US)とも直接競合する可能性がある。
MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、過去の決算会議で、余剰算力を外部に販売する意向を示していた。
市場では、この計画が順調に進めば、Metaにとって新たな収益源となり、収益力の向上につながると見られている。また、投資家は、巨額のAI投資がどのように実際の収益に結びつくのかをより明確に理解できるようになるだろう。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 関連組織:Amazon / Alphabet / Microsoft
- 製品・サービス:Muse Spark / Muse Image