Kontronの董事会が株主に対して、樺漢(6414-TW)による強制公開買付け(TOB)を受け入れないよう勧告したことについて、樺漢の朱復銓会長は本日(10日)、協力関係をさらに深化させると同時に、買収提案を継続すると述べた。具体的な進展は、市場状況とKontronの株価動向次第としている。
樺漢はKontronの保有株式比率が30%を超えたことから、ドイツ証券法に基づく公開買付けの義務が発生。1株あたり23.5ユーロの現金でKontron株を買収し、グローバル事業の統合を進めることを決定した。統合完了は2026年8月末までの予定だ。
Kontronの董事会は最近、買収価格が過去12か月間の平均株価より0.26ユーロ低く、アナリストが公表した平均目標価格30.29ユーロよりも著しく低いことから、株主に買収要請を受け入れないよう勧告した。
しかしKontronは同時に、この勧告は樺漢との戦略的関係強化の意向とは無関係であると声明を発表。両社の協力関係は、引き続き高いレベルで建設的かつ相互に利益をもたらすものであると強調している。
朱復銓会長は、樺漢によるKontronへの出資は重要な長期的戦略的投資であり、特に実体AIの応用分野で大きな機会をもたらすと述べた。Kontronの製品、技術、エンジニアリングの専門性は、革新の加速と実体AIの成長において重要な役割を果たすと期待している。
樺漢とKontronは今後も『One Team, One Family』という長期的な堅固なパートナーシップを維持し、『ソフトウェアとハードウェアの融合』『スマートバリューの付加』を通じて、包括的なAI+IoT統合ソリューションを提供していく。技術協力、製品統合、市場戦略の3つの側面で、深く連携した強力なシナジーを発揮していく予定だ。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:提携
- 関連組織:Kontron
- 製品・サービス:AI + IoT統合ソリューション / 産業用コンピュータ