中国A株の三大指数は16日(木曜日)揃って下げスタートした。朝方には一時持ち直したものの、午後に入ると再び下落に転じ、下げ幅が大きく広がり、一時すべての指数が2%を超える下落を記録した。
上証総合指数は16日、終値で1.85%安の3,882.41ポイントで取引を終えた。深証総合指数は1.97%安の14,488.65ポイント、創業板指数は2.95%安の3,692.46ポイントとなった。
上海・深セン両市場の取引高は合計で人民元換算で2.4036兆元に達したが、前営業日と比べて1,676億元減少した。
『澎湃新聞』の報道によると、財信証券は「全体として市場の動きは予想を下回っている」と分析している。一つ目の要因として、海外のテクノロジー関連資産が反発する中で、A株の科学技術革新関連銘柄がむしろ強い逆反応を示しており、ハードテック関連の短期的な変動が収まっていない点が挙げられる。この状況は市場の心理を圧迫し、今後の市場反発の勢いや他のセクターの持続性を制限する可能性があるという。
もう一つの要因として、市場全体の取引高が連日縮小していることが挙げられ、これは資金の信頼感が依然として弱いことを示している。
このため、短期的には市場が引き続き「もみ合い底固め」の展開となる可能性が高いとされる。市場が上昇の勢いを取り戻すためには、より明確な好材料が必要だ。例えば、大口資金が流入する形での陽線、三大指数が5日線・10日線を再び上回る、注目セクターの上昇が持続する――といったいずれかのシグナルが確認される必要がある。
それまでは、投資家は適切なポジション管理を心がけ、市場のローテーションを「もみ合い相場」として観察するスタンスが推奨される。市場に前向きなサインが現れた段階で、参加の度合いを強めていくべきである。
財信証券は中期的な見通しとして、7月は市場の移行期にあたると指摘。今後も大きな変動が続くと予想され、投資家にはバランスの取れたポートフォリオ構築を勧めている。
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