アップル (AAPL-US) とニVIDIA (NVDA-US) は金曜日 (17日) の取引時間中に、世界最大の時価総額企業の座を巡って激しい争いを見せました。アップルは一時的にニVIDIAを上回り、世界で最も時価総額の高い企業となりましたが、その後、両社の順位は再び入れ替わりました。これは、市場の資金が二大テック企業に対して依然として流動的であることを示しています。
取引中、ニVIDIAの株価は約3%下落し、時価総額は約4.84兆ドルにまで減少しました。一方、アップルは約4.88兆ドルに達し、一時的にニVIDIAを上回りました。しかし、その後の市場の変動により、順位は再び逆転しました。
今年に入ってからの株価パフォーマンスは、両社で明確な差が見られます。アップルは今年だけで株価が22%上昇しており、市場全体を大きく上回る結果を出しています。投資家は、Apple Intelligenceやエージェント型AI(Agentic AI)、今後の製品ラインアップに期待を寄せています。また、軽い資本支出(CapEx)モデルが、企業がAIインフラに積極投資する中で特に評価されています。
さらに、HSBC(滙豐)は今週、アップルの投資判断を「バイ」に引き上げました。同社は、アップルのAI機能が継続的に進化しており、製品サイクルがここ数年で最も革新的なフェーズに入っていると評価しています。これが今後の株価上昇の重要な触媒になると指摘しています。
一方、AIチップのリーダーであるニVIDIAは、今年の株価上昇率は約7%にとどまっています。最近の市場では、AIデータセンター構築の次のフェーズとして、メモリやストレージ、インフラに注目が集まっており、マイクロン(MU-US)やサンディスク(SNDK-US)といった関連銘柄が恩恵を受けています。
ニVIDIAは2025年6月にマイクロソフト(MSFT-US)を上回って以来、世界の時価総額トップを維持しており、同年10月には5兆ドルの壁を初めて突破しました。一方、アップルも同じ月にiPhoneの販売好調を背景に、時価総額4兆ドルを初めて突破しています。今、再び両社が首位を争う展開は、AI投資の熱狂の中、市場の資金が異なる受益セクターの間で急速にローテーションしていることを如実に示しています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 関連組織:マイクロソフト / HSBC / マイクロン
- 製品・サービス:Apple Intelligence / Agentic AI