『バロンズ週刊』は、SK海力士(SK Hynix)(SKHY-US)の株価が金曜日(17日)に逆境ながら上昇したのは、その記憶装置チップメーカーの本拠地である韓国市場が休場だったためだと報じた。
SK海力士のADRは取引時間中に一時8.3%高と急騰したが、終値は1.1%高に収まり、154.03ドルで取引を終えた。一方、米国市場での主要競合であるマイクロン・テクノロジー(Micron Technology)(MU-US)は0.5%安で終了した。SK海力士のADRは先週火曜日には14%も下落していた。
金曜日は韓国の制憲節(제헌절)にあたり、ソウル証券取引所は韓国初の憲法制定を記念して1日休場となった。市場の取引停止は、米国投資家が翌日の韓国市場の価格変動リスクを気にすることなく、SK海力士のADRを低位で購入する機会を提供した。
SK海力士のADRがナスダックに上場して以降、株価の変動は非常に激しいものとなっている。その一因として、今年に入ってから韓国の個人投資家がSK海力士や他のテクノロジー株に大量に参入しており、レバレッジETFなどの高リスク投資商品の利用も増えていることが挙げられる。
現在、10株のSK海力士ADRは韓国本土の普通株1株に相当する。金曜日の終値に基づくと、米国投資家によるSK海力士の評価額は1株あたり1,540.30ドルとなり、韓国国内の株価に対して約24%のプレミアムが付けられている。ADRが原株に対して明確なプレミアムを持つことは珍しくない。これは、米国投資家の基数が大きく、またADRと原株の間の転換に一定の制限があるためである。
『バロンズ』は以前からSK海力士のADRを推奨しており、米国企業のマイクロンに比べて、メモリチップブームへの参加手段としてより魅力的な選択肢だと評価している。
FactSetのデータによると、金曜日の終値時点でSK海力士ADRの予想PERは5.71倍で、マイクロン・テクノロジーの5.89倍をわずかに下回っている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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