IC設計業者迅杰(6243-TW)は近年、積極的に事業転換を進めている。陸続きで璿元科技と翔探科技への投資を通じて無人機サプライチェーンに参入し、非中国系サプライチェーンの需要拡大を背景に市場からの評価が高まり、台湾株式市場が約3,000ポイント下落するなかでも、金曜日に株価が7%大幅上昇し、19か月ぶりの高値を記録した。週間では30.47%の上昇となった。
迅杰の現在の主要事業は依然としてPC関連分野が中心で、組み込みコントローラー(EC)やマイクロコントローラー(MCU)などを手がけている。近年は第二の成長軌道を模索しており、戦略的に璿元科技と翔探科技に投資することで、正式に無人機産業に進出。神盾グループの無人機事業を統合するプラットフォームとしての役割を果たす計画だ。
迅杰は、グループ内のAI視覚チップ、画像センシング、通信技術、衛星IoTなどの技術に加え、璿元科技が持つ無人機の機体設計、飛行制御、ミッションペイロード、量産製造の能力、さらに翔探科技のクラウド管理とシステム統合技術を活用し、主要部品から飛行制御システム、機体応用までの一貫したソリューションを構築する予定だ。
迅杰は先日、北米の無人機システム展示会にも参加し、知能点検、公共安全、災害対応、遠隔監視などの専門市場をターゲットに、北米の非中国系サプライチェーンでのビジネス機会を積極的に獲得している。現在、無人機製品は顧客へのサンプル提供を進めている最中で、来年度には一部の収益貢献が見込まれている。
迅杰の株価は今週月曜日に一時下落した後、火曜日から3日連続でストップ高となり、金曜日も7%の大幅高で取引を終えた。週間取引高は2.3万枚に達し、機関投資家の動向をみると、外資が394枚を利益確定売りした一方、自営業者が8枚を小幅に買い増した。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:提携
- 関連組織:神盾グループ
- 製品・サービス:嵌入式コントローラー / マイコン