台股は今(20)日、前週金曜日の史上最大の単日下落幅からの反発を見せ、台湾指数先物のナイトセッションが上昇したことを受け、電子大型株の牽引により、413ポイントの大幅高で取引開始。一時、4万3千ポイントを回復した。しかし、取引開始から10数分後、新台湾ドルが1角の大幅下落を見せた影響で、指数はマイナスに転じ、605ポイント安の42,000ポイントまで押し戻された。高値と安値の差は1,000ポイントを超え、その後も激しい値動きが続いた。盤中では再びプラスに転じ、160ポイント(0.37%)高の42,811ポイントで推移。単日推定取引高は1.51兆元に達した。
店頭市場(OTC)は、朝方5%以上下落し、その後も2%以上の下げを維持。集中市場に比べて弱含みの展開となった。
大型株では、台積電(2330-TW)が50元(2%超)高の2,340元まで上昇し、堅調なスタート。鴻海(2317-TW)は1.5%高、聯発科(2454-TW)は朝高後、1.64元安に転じた。日月光投控(3711-TW)は65元安、聯電(2303-TW)は寄り付き後売り圧力が急速に高まり、一時ストップ安となった。
本日の市場テーマとして、政策関連の軍需株が注目された。『国防自主無人載具調達特別条例』に基づき、2026年から2031年までの間に最大2,100億台湾ドルの特別予算が計上される見通しとなり、軍需・無人機関連株が市場の焦点に。漢翔(2634-TW)がストップ高、安集(6477-TW)、Jpp-KY(5284-TW)、和成(1810-TW)も一時ストップ高となった。
その他、亜航(2630-TW)、宝一(8222-TW)、中光电(5371-TW)が7~8%高、台湾造船(2208-TW)、龍徳造船(6753-TW)は半分近いストップ高水準まで上昇した。
受動部品セクターは、前期の上昇幅が大きかったことによる調整局面に加え、複数銘柄が激しい値動きのため処置銘柄に指定され、さらに巨額の違約引渡し案件が相次いで発表された。また、早期業績発表した企業の一部が赤字状態にあり、ファンダメンタル面の好材料が続かず、投資家の楽観ムードが打撃を受けた。国巨(2327-TW)、信昌電(2327-TW)、日電貿(3090-TW)、凱美(2375-TW)、華容(5328-TW)、禾伸堂(3026-TW)など、約10銘柄がストップ安となった。
ファンドマネージャーらは、AI関連投資の過熱懸念が高まる中、半導体株の技術指標が弱気相場(ベアマーケット)入りしたことで、市場のリスク回避姿勢が急速に強まっていると指摘。株価の激しい変動局面では、景気循環の影響を受けにくく、安定した収益と配当、低ボラティリティを特徴とする防御株への注目を呼びかけた。
米国株式市場は前週金曜日も再び下落。ダウ工業平均は406.55ポイント(0.77%)安、S&P500は76.08ポイント(1.01%)安、ナスダックは361.71ポイント(1.4%)安、半導体株中心のPHLX半導体指数(SOX)は193.61ポイント(1.63%)続落し、正式に技術的ベアマーケット入りした。これは、半導体セクターが高値から20%以上下落したことを示している。
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- 出典:PR Times
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