安立璽榮 (7871-TW) の陳泓愷(ちん こうがい)会長は、同社が開発するアルツハイマー病治療薬候補「Enrupatinib(EI-1071)」の第II相臨床試験データを分析し、神経発炎の抑制に注目した結果、アジアバイオテクノロジー大会(Asia Bio)において国際的な製薬企業から関心を集め、ビジネス交渉を進めていることを明らかにした。同社は、これらの成果を踏まえ、ライセンス提携の加速とあわせて、今年中に創新板への上場申請を計画している。

陳会長は、「神経発炎の抑制は、次世代のアルツハイマー病治療薬開発の中心的な焦点となっている」と指摘。同社のEnrupatinibは、経口投与が可能で脳への透過性を持つCSF-1R阻害剤として、第II相臨床試験において神経発炎のバイオマーカーを低下させる可能性を示したと説明した。

さらに陳会長は、「臨床第II相のデータは、適切なタイミングで神経発炎を制御することで、病態の進行や神経機能の改善に影響を与える可能性があるという先進的な科学的仮説に対して、初期の臨床的観察の裏付けを提供している」と述べた。今後は、より大規模な臨床試験の実施を積極的に検討していくとしている。安全性に関しては、経口投与のEnrupatinibが試験期間中に良好な安全性と耐容性を示したことも報告された。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:提携
  • 製品・サービス:Enrupatinib (EI-1071)