集邦(TrendForce)は本日(20日)、7月下旬のパネル価格予測を発表しました。テレビパネルは全サイズで1~3ドルの下落が見込まれており、モニターパネルとノートPCパネルは価格が横ばいに推移しています。特に集邦は、第3四半期のノートPCパネル出荷の勢いが大幅に鈍化し、減少幅は15%以上に達する可能性があると予測しています。

集邦によると、第3四半期の主要テレビブランドの需要は全体的に前四半期比で増加する可能性がありますが、その需要は8~9月に集中すると予想されています。つまり、7月は依然として需要が弱い月となる見通しです。このため、ブランド企業は需要低迷を受けて、パネルメーカーに対して価格引き下げを要求しています。

集邦はさらに、需要のやや弱含みを受けて、パネルメーカーの価格姿勢が緩みつつあり、テレビパネルの価格に対して小幅な値下げに応じる余地があると指摘しています。そのため、7月のテレビパネル価格は、32インチが1ドル下落、43・50・55インチが2ドル下落、65・75インチが3ドル下落する見込みです。

モニターパネルに関しては、7月に入り需要が弱まり始め、顧客が次々とパネル需要の調整を始めています。全体のモニターパネル需要は四半期比で約6%減少する見込みです。需要は減少しているものの、パネルメーカーのコスト圧力は依然として高く、価格でのさらなる譲歩に消極的です。

また、ブランド企業もパネルメーカーが大きなコスト圧力に直面していることを認識しており、短期的には価格の横ばいを容認しています。このため、7月のモニターパネル価格は、買い手と売り手の双方が納得できる範囲で、全面的に横ばいに移行すると予測されています。

ノートPCパネルについては、今年に入ってから、ノートPCの他の主要部品の供給が不安定だったため、出荷のペースが乱れ、パネル出荷はすでに上半期に集中しています。このため、第3四半期のノートPCパネル出荷は大幅に減少し、減少率は15%以上に達する可能性があると集邦は予測しています。

パネルメーカーはノートPCパネルの出荷で明確なプレッシャーを感じ始めていますが、コスト圧力が依然として高いため、積極的な値下げには応じにくい状況です。一方、ブランド企業もパネルのコスト圧力が高まっていることを理解しており、短期的には価格の安定を容認しています。集邦によれば、7月のノートPCパネル価格は全面的に横ばいの傾向を維持すると見込まれます。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:テレビパネル / モニターパネル