金管会は台湾の個人投資貯蓄口座(TISA)制度の普及を積極的に推進しており、国民の長期投資と資産形成への意識喚起を図っている。2026年6月30日時点で、TISAの総開戸数は19万7012件に達し、累計申込額は77.61億円、全体の口座資産規模は187億円を突破した。特に2026年6月の申込額は12.9億円にのぼり、投資家の参加意欲が高まっていることが明らかになった。
証券先物局の副局長・黄厚銘氏は21日、今後も財務部と税制優遇措置の導入に向け積極的に協議を進めていくと述べた。
ファンドの発行と販売チャネルの現状について、黄副局長は、6月末時点で25の投資信託会社がTISA専用クラスのファンドを提供しており、対象ファンドは45本に上ると説明した。また、16の販売機関がTISA口座プラットフォームの運営に参加している。
さらに、TISAのサービス範囲を拡大するため、金管会は低コストで、投資家が少なくとも2年以上保有することを促す「好享退專案」と「退職準備プラットフォーム專案」に含まれる投信ファンドを、すべてTISA対象ファンドに追加した。これにより、投資家が選べるTISAファンドの総数は77本となった。これにより、国民はより多様でコスト効率の高い退職資産の構築が可能になった。
黄副局長は、口座数、申込額、資産規模の継続的な増加傾向から、国民がTISAプラットフォームに対して信頼を寄せていること、また退職資金の準備に対する意識が、受動的から能動的な行動へと変化していると指摘した。
金管会は、TISAが今後も発展を続け、誰もが簡単に利用できる、アクセス性の高い優良な退職資産形成ツールとなることを期待している。また、国民の長期的な定期投資を通じて、国内資本市場に安定した資金が継続的に供給され、金融業の発展と社会の安定を促す好循環が生まれることを期待している。
市場や投資家が強く関心を持つTISAの所得税控除や列挙控除額などの「税制優遇」については、黄副局長は、金管会が財務部と引き続き協議を進めていると明かした。
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- 出典:PR Times
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