中国A株式市場の三大指数は22日(水曜日)揃って安い始まりとなり、朝場は指数にばらつきが見られた。上海総合指数は急騰後に強気のもみ合いとなったが、創業板指数は弱含みで狭いレンジで推移した。午後に入ると両市場ともに下落に転じ、創業板指数の下落幅がさらに拡大した。
22日の上海総合指数の終値は前日比0.07%高の3,867.03ポイント。深証成指数は1.42%安の14,061.44ポイント、創業板指数は3.23%安の3,566.73ポイントで取引を終えた。
上海・深セン両市場の取引高は人民元で2.6533兆元となり、前営業日と比べて3,038億元減少した。
東吳証券は、中東の地政学的対立が継続し、ホルムズ海峡の封鎖問題が長期化していることから、地域のエネルギー供給網の不確実性が高まっていると指摘。ブレント原油価格は安値から約20%上昇しており、エネルギー価格が再び世界的なインフレを押し上げるのではとの懸念が広がっている。これにより各国の金融引き締め姿勢がさらに固まり、グローバルなリスク選好が系統的に低下していると分析した。
一方で、海外市場の変動が依然大きいものの、A株市場には資金面での強さが残っていると評価。今後、海外市場で新たな「ブラック・スワン」が発生しなければ、短期的には反発修正の動きがいつでも起こり得るとした。ただし、中期的には海外の変動の影響を大きく受けるため、安定回復にはある程度の時間を要する可能性があると予測した。
中原証券は、A株のテクノロジー株が海外市場に連動して大きく下落したことに加え、A株市場のレバレッジ圧力は韓国市場と比べてはるかに低いと指摘。このため、今後の海外市場の変動がA株に与える影響は徐々に鈍化していくと見込んだ。上海総合指数は引き続きもみ合いながら反発する可能性が高いとして、投資家はマクロ経済指標、海外の流動性の変化、および政策の動きを注視すべきだと助言した。
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