保瑞(6472-TW)は本日(23日)、アメリカ合衆国ミネソタ州に所在する大規模な経口製剤生産能力を有するMaple Grove工場において、初のアジア圏新薬クライアントを迎えることとなりました。同社は韓国第一薬品の新薬開発子会社であるOnconic Therapeuticsと製造協業契約を締結し、胃食道逆流症(GERD)治療薬であるP-CAB(カリウム競合的酸分泌阻害害剤)錠剤「JAQBO」の米国における臨床開発推進および今後の商業生産体制の準備を支援することになりました。

保瑞によると、契約に基づき、Maple Grove工場は「JAQBO」の品質管理および安定性試験に加え、Onconicが計画する米国における第Ⅲ相臨床試験に必要な化学・製造・品質管理(CMC)文書の作成支援も行います。

保瑞は、JAQBOがOnconicが独自に開発した新薬であると説明しています。同薬は2024年4月に韓国で上市承認を取得し、同年10月に販売を開始しました。上市以降、韓国国内での処方量は着実に増加しており、Onconicは複数の国際市場において商業化パートナーとの契約を相次いで締結し、海外展開を加速させています。

市場動向について、保瑞は、胃食道逆流症は米国で約2割の人口に影響を及ぼしていると指摘しています。臨床的ニーズの進化に伴い、迅速な発現作用と持続的な酸分泌抑制効果を有するP-CAB療法への関心が高まっており、アジア市場と比較して米国では選択可能なP-CAB薬が依然として限られていることから、次世代治療薬に新たな成長機会が期待されると分析しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:提携
  • 関連組織:Onconic Therapeutics
  • 製品・サービス:品質管理サービス