台湾株式市場は本日(23日)、高値から押し戻して月次線を再テストした後、強力な買い支えにより底堅く上昇して引けました。朝方は権益株の牽引で一時45,089.82ポイントまで上昇しましたが、その後は利益確定売りの圧力で44,340.76ポイント(月次線付近)まで下げ、ここでサポートされ反発しました。終値は前日比25.03ポイント(+0.06%)高の44,850.81ポイントで、出来高は9,217.18億元と拡大しました。資金面では、集中市場の三大法人が合計で164.89億元の買い越し、うち外資・陸資が69.58億元、投信が53.37億元、自営商が41.94億元の買い越しとなりました。

一、市況分析

加権指数は本日、高値圏での調整で月次線をテストし、その後、台積電(2330-TW)とAI関連銘柄の支えで底堅く反発しました。月次線が強固な防衛線として機能し、集中市場の出来高は9,217億円の高水準を維持。三大法人がそろって164.89億円の買い越しとなり、高値圏での調整は健全な入れ替わりとみられ、上昇トレンドは維持されています。

店頭市場指数(OTC)は本日やや弱含みで、中小型IC設計とシリコンウエハー関連の下落が響き、終値は3.07ポイント(-0.78%)安の392.11ポイント、出来高は1,889.55億元でした。資金面では、店頭市場の三大法人が合計77.07億円の売り越し、うち外資が55.91億円、自営商が25.08億円の売り越し、投信は3.93億円の買い越しとなりました。中小型テーマ株には引き続き輪番上昇の余地があります。

二、強勢セクター

市場の資金は、AIサーバー放熱、砷化ガリウム通信、高級光学部品に集中しました。

1. 砷化ガリウム関連(平均 +2.78%):5G/6G基地局建設とWi-Fi 7の普及によるRFモジュール需要の高まりに加え、スマホPAの顧客在庫が解消され、補充注文が急増しています。さらに、AIデータセンターにおけるCPOやVCSEL高速光部品の需要が爆発的に増加し、生産稼働率が回復しています。主要銘柄では、聯亞(3081-TW)が7.25%高の355.00元、全新(2455-TW)が3.93%高の198.50元、穩懋(3105-TW)が2.53%高の162.00元で引けました。

2. 放熱モジュール/AIサーバー(平均 +1.75%):クラウド大手がAIインフラを継続的に拡張していることに加え、高階チップの消費電力が急増し、冷却技術が空冷から水冷へと加速移行しています。水冷プレートとCDUの出荷が拡大し、主要企業の収益見通しが上向いています。主要銘柄では、奇鋐(3017-TW)が出来高を膨らませて7.73%高の2,440.00元、緯創(3231-TW)が5.79%高の173.50元、雙鴻(3324-TW)が2.89%高の820.00元で引けました。

三、弱勢セクター

メモリ製造とシリコンウエハー関連は、高値での利益確定売りにより調整局面に入りました。

1. メモリ製造(平均 -4.77%):前日の急騰後、短期買い手と翌日売り手が高値圏で利益確定と調整売りを実施したため、全セクターで高値圏の洗い出しと調整が進みました。主要銘柄では、南亞科(2408-TW)が4.38%安の426.00元、華邦電(2344-TW)が4.97%安の162.50元、旺宏(2337-TW)が5.19%安の128.00元で引けました。

2. シリコンウエハー(平均 -3.95%):一部の成熟プロセスのウェーハ代工メーカーと消費電子機器の顧客の在庫解消が遅れている影響で、長期契約の履行が見送られ、短期的な利益確定売りが発生しました。主要銘柄では、環球晶(6488-TW)が9.68%安の1,120.00元、台勝科(3532-TW)が9.94%安の421.50元、合晶(6182-TW)が1.94%安の126.50元で引けました。

四、機関投資家の注目銘柄

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FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:AIサーバー / 放熱モジュール