『バロンズ』は、南韓のメモリーチップメーカーSK海力士(SK Hynix)のADR株価が水曜日(22日)に下落したと報じました。同社がインテル(Intel)(INTC-US)の工場を買収するという報道を否定したことが理由です。ここ最近、株価の激しい変動にさらされている投資家にとって、当日の取引終了後に発表されたAlphabet(GOOGL-US)の決算報告の方が注目すべきかもしれません。

SK海力士のADRは水曜日に3.9%下落し、165.27ドルで取引を終えました。前日には、半導体株全体の上昇に牽引され、ADRは13.8%も急騰していました。

一方、SK海力士の韓国株は水曜日に0.3%下落しましたが、取引時間中には一時9%上昇する場面もありました。

投資家は、SK海力士が買収報道を否定したことに対して反応しています。『韓国中央日報』の報道によると、SK海力士はインテルと、米国オハイオ州で建設中のウエハーファブ園区の買収について協議しているとされていました。

しかし、SK海力士は水曜日に韓国証券取引所に提出した公告で、「インテルのオハイオ州工場エリアの買収を推進または決定したことはない」と明言しました。ただし、「現在、さまざまな投資および買収の機会を評価している」とも述べています。

インテルの広報担当者も『バロンズ』に対し、「インテルはオハイオ州への投資計画に引き続きコミットしており、園区建設の準備を加速するために引き続き資金を投入している」と語りました。インテルの株価は水曜日に2.7%下落し、102.62ドルで取引を終えました。

韓国の投資家は、SK海力士の株価がジェットコースターのように変動することにすでに慣れています。過去6か月間で株価は140%以上上昇しましたが、直近1か月では37%下落しています。今月早々にニューヨークでADRが上場して以来、SK海力士のADRは約2%しか上昇しておらず、米国の投資家もその激しい価格変動を体感し始めています。

SK海力士の今後の動向は、水曜日の取引終了後に発表されたAlphabetの決算報告にかかっているかもしれません。市場は、GoogleがAI関連支出についてどのように見通しているかを注視しており、これはメモリーチップメーカーの需要見通しに直接的な影響を与えるからです。現在、市場はチップ価格が持続不可能な水準に達しているかどうかについて懸念を抱いており、SK海力士自身も同様の懸念を示しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Alphabet / Google
  • 製品・サービス:DRAM