中東情勢の緊迫化と航路封鎖リスクを受けて、国際原油価格が23日に急騰し、台湾上場の原油関連ETF「期元大S&P石油(00642U-TW)」と「期街口布蘭特正2(00715L-TW)」が24日、取引開始後すぐに買い注文が集中し、株価が4~5%高となった。

イエメンのフーシ派武装組織が紅海でサウジアラビアのタンカーを攻撃したと宣言したことに加え、重要な交通の要衝であるホルムズ海峡の航行がほぼ停止状態に陥ったことで、原油供給の中断に対する市場の懸念が高まり、国際原油先物価格が大幅に上昇した。

ロンドンのブレント原油先物は前日比7%高で終値を付け、1バレルあたり100.69ドルまで上昇。今年5月以来、初めて100ドルの大台を回復した。アメリカのウェストテキサス・インターミディエート(WTI)原油先物も6.2%高となり、1バレル92.19ドルで取引を終えた。これは最近の最高値と一致している。

期元大S&P石油ETFは、「標普高盛原油増強超過リターン指数(S&P GSCI Crude Oil Enhanced Excess Return)」に連動しており、現在の純資産総額は約28億元である。油価の急騰を受けて、取引中には約5%高まで上昇し、株価の最高値は30.26元に達した。

期街口布蘭特正2ETFは、「標普高盛ブレント原油日次リターン2倍正向ER指数(S&P GSCI Brent Crude 2X leveraged ER Index)」に連動しており、純資産総額は58.95億元に達している。レバレッジ効果により、取引中は約6%高まで上昇し、最高値は55.5元に達した。午前の取引時間中、市場の取引は非常に活発で、出来高はすでに1万枚を超えた。

金融機関の分析によると、ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡は合わせて世界の原油輸送量の約4分の1を担っている。地政学的対立が早期に沈静化しない限り、サプライチェーンの緊張は短期間で解消されず、国際原油価格は高値圏で変動を続ける可能性が高い。これにより、国内の原油関連商品の取引熱もさらに高まると見られている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース