『SeekingAlpha』の報道によると、工業景気の循環を示す重要な先行指標の一つが低下している。アメリカン・エキスプレス証券(BofA Securities)のデータによれば、「ブルーカラー」半導体株と呼ばれるテキサス・インスツルメンツ(TXN-US)、アナログ・デバイセズ(ADI-US)、NXPセミコンダクターズ(NXPI-US)、マイクロチップ・テクノロジー(MCHP-US)、オン・セミコンダクター(ON-US)、STマイクロエレクトロニクス(STM-US)、インフィニオン(IFNNY-US)、マキシム・インテグレーテッド(MPWR-US)の株価は、6月の高値から約21%下落している。

これらの「ブルーカラー」半導体は、産業用機械、自動車、工場自動化システムなどに広く使用されており、その需要と株価の動きは、重工業の需要変化に先行して現れるため、工業景気の重要な指標とされている。特に、等加重で算出された「ブルーカラー」半導体指数は、6月以降21%の下落を記録しており、産業需要の弱さを示唆している。

この下落は、製造業の需要鈍化やグローバルサプライチェーンの在庫調整の影響を反映している可能性がある。投資家は、景気後退リスクや半導体市場の需給バランスの変化に警戒を強めている。今後の工業生産や製造業PMIの動向が、これらの半導体メーカーの業績回復の鍵となるだろう。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Texas Instruments / Analog Devices / NXP Semiconductors
  • 製品・サービス:アナログIC