台泥(1101-TW)は昨日、欧州上場計画「プロジェクト・アルカディア(Project Arcadia)」を正式に開始したと発表し、欧州資本市場への本格的な進出に向けた重要なマイルストーンを示した。本日、台泥の株価は大盤が2000ポイントも下落する厳しい相場環境の中、逆風に抗して下落を免れ、むしろ半年線を回復した。

台泥の張安平会長と程耀輝総経理は27日夕方、初の国際投資銀行およびコンサルタントらとオンライン会議を行い、上場戦略、スケジュール、準備事項について協議した。今後、8月の取締役会で正式に審議される予定であり、欧州資本市場における戦略的展開がさらに加速される見込みだ。

張安平会長は会議で、「プロジェクト・アルカディアは、台泥が単なるセメント企業ではなく、建材産業の未来を再定義しようとしている企業であることを投資家に示す象徴的な取り組みです」と述べた。

彼は続けて、「従来の産業は生産規模や財務指標に注目するが、台泥は技術革新、材料革新、そして国際的な展開を通じて、将来を見据えた低炭素建材のエコシステムを構築している点を市場に理解してほしい」と強調した。

張会長はまた、「カーボンゼロへの転換は、カーボンキャプチャー技術に依存するだけの短期的な対応ではなく、エネルギー転換、製造プロセスの最適化、代替原料の開発、そして産業モデル全体の革新を含む長期的な取り組みです」と語った。

台泥は今年5月の創立80周年記念イベントで、欧州上場を検討していることを初めて明らかにした。プロジェクト名「アルカディア」は、古代ギリシャの「アーカディア(Arcadia)」に由来し、ルネサンス以降、西洋文化において持続可能性や理想の未来、豊かな生活の象徴として広く知られている。

台泥がこの名前を採用したことで、グローバルなパートナーと協力し、建材産業をより低炭素で、より革新的で、より持続可能な方向へと導いていくというビジョンを明確に示している。東洋と西洋の技術、人材、経営ノウハウの交流を通じて、製造プロセス、製品開発、ビジネスモデルの持続的な革新を加速させ、産業全体に新たな価値を創出していく考えだ。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 製品・サービス:Project Arcadia / カーボンキャプチャー技術