Meta(META-US)は水曜日(29日)の米国株式市場終了後に決算を発表する予定です。予測市場Kalshiのトレーダーたちは、同社の経営陣が決算電話会議でクラウドコンピューティング、Ray-Ban Metaスマートグラス、自社開発チップについて言及すると予想しています。一方で、児童がソーシャルメディアを利用するといった政策的論点については触れないと見られています。
Kalshiは「言及市場(mentions market)」を設けており、トレーダーは決算電話会議や公開発言で特定の語が使われるかどうかに賭けることができます。現在の取引価格によると、Metaの経営陣が「クラウド(cloud)」という語を使う確率は90%に達しており、すべてのキーワードの中で最も高い数値です。
ブルームバーグは今月早々、Metaがクラウドインフラ事業の開発を進めていると報じました。外部の顧客に基本的な計算能力を販売する計画があるとのことです。Metaは長年にわたり、人工知能(AI)データセンターの建設に巨額の資金を投資してきました。クラウド市場に本格参入すれば、未使用の計算能力を収益に変えるチャンスが生まれ、アマゾン(AMZN-US)のAWS、マイクロソフト(MSFT-US)のAzure、グーグルクラウドと直接競争することになります。
トレーダーたちは、Metaがスマートグラスのパートナーである「レイバン(Ray-Ban)」に言及する確率を74%と見込んでいます。先月、Metaはレイバンの親会社であるエシロールルクソティカと、価格を抑えた新型スマートグラスを発売しました。これは、ウェアラブルデバイスが同社のAIハードウェアエコシステム拡大における重要な戦略であることを示しています。
自社開発チップに関しては、市場はMetaが「シリコン(silicon)」という語を使う確率を61%と予想しています。一方で、「ハイペリオン(Hyperion)」に言及する確率は27%にとどまります。ハイペリオンとは、ルイジアナ州の農村地域にある大規模なAIデータセンター計画であり、AI計算能力の拡張に向けたMetaの重要なプロジェクトです。
トレーダーは、Metaがソーシャルメディア政策に言及しないと予測しています。英国は、児童のソーシャルメディア利用を禁止する可能性を検討している最新の国ですが、Metaが電話会議で「年齢認証(age verification)」に触れる確率はわずか15%です。
また、Metaが「予測市場(prediction market)」や「Kalshi」に言及する確率も20%にとどまります。過去の報道によると、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は社員に予測市場プラットフォームの開発を指示しており、MetaはかつてKalshiの買収を検討したこともありました。
ただし、Kalshiの確率はトレーダーの賭けを反映したものであり、Metaが公表した議題ではありません。決算発表後の株価を左右する真の鍵は、AI関連の資本支出、広告収益の成長、データセンター計画、そしてこれらの投資が収益と利益にいつ転化するかという点にあります。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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- 製品・サービス:Meta AI / Ray-Ban Meta スマートグラス