アメリカ海関官員が近期、越南境内の一部中国関連工場を突撃検査した。この行動により、アメリカ政府が新たな理由を作り、越南商品への関税を拡大する可能性が懸念されている。

彭博28日(火)の報道によると、関係者の話として、米側の検査員は企業の書類、原材料の出所、生産プロセスを重点的に調査し、製品がアメリカへ輸出される前に越南でどれだけ付加価値が増加したかを評価しようとした。同時に、ソフトウェアの知的財産権侵害の有無も調査した。

しかし、情報筋は、現在、中国商品が越南を経由してアメリカに不正に輸出されているという証拠はないと話した。

アメリカは近く、越南に対し、知的財産権保護、産能過剩、貿易不正などの問題解決を求めており、両国間で貿易框架協議の最終版をめぐる交渉が続いている。しかし、転送問題や非関税壁壁問題で意見が対立し、交渉は難航している。

先週、越南を含む約60の経済体に対し、アメリカは新たに関税を課した。アメリカは、これらの国々が供応鏈の強制労働問題に対処するための十分な措置を講じていないと主張している。

越南外務省は25日、アメリカの主張は「越南が強制労働の予防、減少、撲滅に向けた努力を十分に反映していない」と反論した。強制労働によって生産された商品の輸入を禁止する措置も講じていると強調した。

さらに、越南はアメリカが「産能過剩」問題を調査している対象国の一つでもある。越南は、アメリカの「301条項」調査の対象となっている唯一の国である。

近年、越南は多くのアメリカ企業の製造拠点となり、一部の跨国企業はサプライチェーンの多様化を推進し、一部の生産を越南に移転した。これにより、越南の対米貿易黒字が拡大し続けている。アメリカが最新に公表した5月のデータによると、越南の対米貿易黒字は、アメリカの当月の最大の貿易黒字の一つとなっている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査