米国の連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ決定を控え、半導体関連株が多数下落する中、台湾株式市場は本日(29日)取引中に一時、2,000ポイントを超える大幅な下げとなった。康寧(GLW-US)が財務見通しが予想を下回ったこと、およびLumentum(LITE-US)、Coherent Corp(COHR-US)の株価が急落したことを受け、台湾の光通信関連銘柄は本日の取引開始直後から一斉に売りにさらされ、多くの銘柄が低位で推移した。特に、高値株として知られる聯亞(3081-TW)、光聖(6442-TW)を含む10以上の銘柄が価格制限値幅の下限まで下落し、相次いで値下がり停止となった。

先進的な光ファイバーやケーブル、ネットワーキング製品を提供する康寧(GLW-US)は、第2四半期の売上高および一株当たり利益が市場予想を上回ったものの、当期の財務見通しが当初の予測を大きく下回った。このため、同社の株価は12.1%急落し、光通信関連のマーケット全体が軟調に推移した。LumentumとCoherentの株価もそれぞれ8.43%10.31%下落しており、台湾市場への売り圧力が強まった。

市場では、聯亞、光聖に加え、聯鈞(3450-TW)、萊德光電-KY(7717-TW)、華星光(4979-TW)、上詮(3363-TW)、光環(3234-TW)、統新(6426-TW)、前鼎(4908-TW)、眾達-KY(4977-TW)なども取引中に値下がり停止となり、赤信号が灯った。

金融機関のアナリストは、光通信関連銘柄には今後も大きな成長可能性があると指摘。AIの発展に伴い、製品需要が持続的に拡大すると期待されている。しかし、多くの銘柄が本益率(P/E)の高さから評価修正の対象となり、相次いで売却された。すでに年間平均株価を下回って調整が進んでいる銘柄も多く、大引けが安定し上昇トレンドに転じるまで、再び強気相場に戻るのは難しいと見られている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Lumentum / Coherent Corp
  • 製品・サービス:光ファイバー通信モジュール / 光トランシーバー