アメリカ商務省は木曜日(30日)に、2024年第2四半期の経季節調整済み実質国内総生産(GDP)が年率1.5%の成長となったと発表しました。これは市場予想を下回る結果であり、経済成長のペースはさらに鈍化しています。消費支出の回復や企業投資の堅調さがあったものの、純輸出の減少が全体の成長を押し下げました。
アメリカ経済活動の約3分の2を占める消費支出は、第2四半期に3.2%成長し、家庭の需要が依然として堅調であることを示しています。また、企業も人工知能(AI)ブームを背景に、関連する設備投資を積極的に進めています。
しかし、変動の大きい純輸出が減少したことで、国内需要の強さが相殺され、全体のGDP成長率は予想を下回る結果となりました。
同日に公表されたデータによると、ガソリン価格の下落を背景に、FRBが重視するインフレ指標である個人消費支出(PCE)物価指数は6月に前月比0.1%低下しました。食品とエネルギーを除くコアPCEは前月比0.1%上昇、前年同月比では3.3%上昇と、FRBが掲げる2%のインフレ目標を依然として上回っています。
経済成長が予想を下回る一方で、コアインフレが高止まりしている状況は、アメリカ経済が成長減速と物価上昇の両面の圧力を受けており、FRBの今後の利下げ判断をより困難にしていることを示しています。
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FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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