海外メディアの最新報道によると、DeepSeekは内モンゴルのウランチャブに1GW級のAIデータセンターを建設する計画であり、他の企業の施設をリースして演算能力を確保することも検討している。ウランチャブが選ばれた理由は、電力と冷却コストの面での優位性にあり、当地の年平均気温は約摂氏4度であるため、自然冷却に適している。
『ブルームバーグ・インフォメーション』は31日、関係者への取材をもとに、DeepSeekのデータセンターの一部の演算能力が2027年末から2028年初頭にかけて運用開始する見込みだと報じた。ただし、現時点ではこのプロジェクトにどの半導体が使用されるかは不明である。これは、中国のAI企業がシリコンバレーの企業と同様に、超大規模なAIインフラへの投資が可能になったことを示している。
報道によれば、DeepSeekは今年4月に内モンゴルのウランチャブで、上級データセンター導入マネージャーや上級データセンター運営・保守エンジニアといった職種の求人を出していた。
演算資源を巡る競争は、米国だけでなく中国でも激化している。米国では、OpenAIやAnthropicといった企業が数百億ドルを投じてAIインフラを建設しているが、米国のプロジェクト規模は3GWや5GWに達するのに対し、中国は現時点で1GWである。
NVIDIAのジェンセン・フアン(黄仁勳)CEOが以前に試算したところによると、最先端のAI半導体を搭載した1GW級データセンターの建設には、約500億ドルがかかるとされる。
現在、中国移動などの企業がウランチャブにデータセンターを設置しており、現時点で10社以上が当地でデータセンター事業を推進している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 関連組織:OpenAI / Anthropic / NVIDIA
- 製品・サービス:AIデータセンター / AI演算処理サービス