8月3日 台湾株式市場 プレビュー情報
1. 台湾株式市場は先週金曜日(31日)に歴史的な反発を見せ、単日で3186ポイントも急騰しました。これにより、一週間の下落幅は535ポイントまで縮小され、週足は長い下ヒゲを形成し、サポートラインとして機能しました。この動きにより、四半期線の2日連続の下落が阻止され、月次線が四半期線を下回る局面も回避され、短期・中期の弱気相場への転換は一時的に阻止されました。ただし、台湾指数先物のナイトセッションでは1077ポイントの下げが発生し、42,650ポイントで終了し、すでに4万3千ポイントを割り込んでおり、技術面では再び調整の圧力が懸念されています。
2. 台湾の主計総処は31日、2024年第2四半期の実質経済成長率(GDP)の速報値を発表しました。その値は12.92%で、5月の予測値から2.09ポイント上方修正されました。これにより、台湾は3四半期連続で10%を超える成長を達成したことになります。主な要因として、資本形成(固定投資および在庫変動を含む)、民間消費、輸出の実質成長がいずれも予想を上回ったことが挙げられます。
3. 聯發科(2454-TW)は近年、AI向けASIC市場への進出を積極的に推進しています。同社の執行長である蔡力行氏は31日の決算説明会で、2027年までのAI ASIC市場シェア目標を、当初の10~15%から15~20%に引き上げると発表しました。また、第2世代のAIアクセラレータASICの開発も計画通りに進行しており、2028年初頭の量産開始を目指しています。
4. 上海航運取引所は31日、最新の上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)を発表しました。指数は3週連続の下落後、3205.97ポイントまで反発し、143.02ポイント(4.67%)上昇しました。長距離航路では価格の動きが分かれ、欧州線は下落した一方、米国線は明確に反発しました。特に、極東から米東海岸への1FEUあたりの運賃は1014米ドル上昇し、9000米ドルの大台を突破しました。
5. 台湾株式市場は約1週間にわたり調整と値洗いが続きましたが、7月の最終取引日には驚異的な反発を見せました。権益株の王者である台湾積体電路製造(TSMC、2330-TW)が史上3度目のストップ高を記録する強さを見せ、大盤を牽引しました。これにより、台湾株式市場は史上最大の単日上昇幅を記録しました。市場の強気ムードは高まり、個別銘柄が軒並みストップ高となる中、国内のパッシブ・アクティブ型ETFも「18銘柄が同時にストップ高」という極めて稀な現象を記録しました。代表的な指標ETFである0050や人気のアクティブ型ETFである00981Aなども含め、すべてがストップ高となりましたが、投資家にはプレミアム購入による高値リスクへの注意喚起がなされています。
6. 台湾株式市場は31日、3000ポイントを超える急騰を見せたことで、新台湾ドルの対米ドル為替レートも上昇幅を拡大しました。終値は1.62角(0.5%)高の32.292元となり、3カ月ぶりの単日最大上昇幅を記録しました。台北および元太外国為替市場の取引高は40.49億米ドルに達しました。一方、7月累計では依然として4.55角(1.4%)の下落となり、月足は2カ月連続の陰線(黒線)となりました。
〈台湾株式市場の風向球〉最悪の7月を終え、8月は四半期線と月次線の二重抵抗を突破できるか
内需の好調な見通しを受け、台湾の第2四半期GDPは12.92%に上方修正され、3四半期連続で10%超の成長を達成
〈運送業界指数〉SCFI、3週連続下落から反発。米国線運賃が10%以上急騰
台湾株式市場史上最大の反発!18銘柄の主・被動型ETFが同時にストップ高。0050、00981Aも含まれる
〈新台湾ドル〉株価・為替ともに上昇!1.62角高で32.292元に。ただし月間では4.55角下落
〈注目銘柄〉TSMCが異例のストップ高、00631Lは18.75%急騰し市場トップ
中国石油は8月の家庭用天然ガス価格を据え置き、産業用は5%、電力業界向けは約10%値上げ
〈聯發科決算説明会〉ASIC市場シェア目標を15~20%に引き上げ、第2世代ASICは2028年に量産
TSMCの「公式サプライヤー」としての光環により、創意の来年の生産能力獲得は「非常に楽観的」との見方
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:AI ASIC / ETF