創投業界の指標的存在である能率アジア(7777-TW)は、2026年1月から5月までの累計売上高が約1.49億元に達し、すでに2025年通年の売上高を上回った。投資戦略が順調に収益化フェーズに入り、2026年の業績見通しは慎重ながらも楽観的だ。さらに、能率アジアは証券取引等監視委員会に申請を行い、1.6万枚の現金増資を実施して5.76億円を調達する計画を明らかにした。
今回の現金増資案件は第一金證券が主幹事として担当する。発行予定の1.6万枚の新株により、5.76億円の資金調達を見込んでいる。
能率アジアは現在、AIサプライチェーン、ロボット、半導体、軍需産業の4つの主要分野に投資を集中している。これらの分野は産業の将来性を重視した戦略的選択である。また、安定した配当利回りを追求する高配当株への投資も継続し、収益の安定性を確保している。5月末時点での保有株式明細によると、星宇航空(2646-TW)が約18%、冠星-KY(4439-TW)が約16%、長広精機(7795-TW)が約9%を占めており、主要な保有銘柄となっている。
また、世界初の商業化に成功したロボットメーカーであるAgility Roboticsは、能率アジアのロボット関連投資の核心的存在である。能率アジアおよび能率グループ関連資金は合計で約1000万ドルを投資した。Agility Roboticsは主要顧客との完全なテストを終え、結果は予想通りであった。さらに、トヨタ自動車とカナダ工場における物流自動化のコンセプト検証を開始している。
能率アジアはOTC市場での信用取引(信用売り・買い)の資格もすでに取得している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:資金調達
- 関連組織:Agility Robotics