台湾株式市場の大手取引高は停滞気味である。主要銘柄である権王・TSMC(2330-TW)は本日(4日)、寄り付きで1.9%安となった。また、大型株の鴻海(2317-TW)や広達(2382-TW)も朝方の下落が指数に圧力をかけた。技術的には月次移動平均線の逆抵抗に阻まれており、大盤指数は朝方に約400ポイント下げ、一時42,895.81ポイントまで下落した。その後は持ち直して前日終値近辺へ接近し、再び4万3000ポイントを巡る攻防戦に入った。

一方、朝方の日本株は1%以上下落し、韓国市場も2.45%安と、台湾市場への下押し圧力となった。本日の台湾電子株は1.12%安で、大盤取引高の86.37%を占めた。金融株は0.41%安で、取引高比率は0.5%にとどまった。大立光(3008-TW)はストップ高となり、光学関連株と石英素子関連株が堅調に推移した。

本日の台湾市場は43,092.49ポイントでオープン。朝方は下落基調で、市場全体の取引代金は約1.19兆元と見込まれている。ベテラン証券アナリストの簡伯儀氏は、現状の台湾市場は取引高不足であり、上方の月次移動平均線の抵抗も依然として強いと指摘。投資家は資金管理を慎重に行い、手持ち資金のポジション比率を厳格にコントロールすべきだと助言している。

本日の個別銘柄では、TSMCが下落し、一時2,315元まで下げた。聯發科(2454-TW)は高値から切り返して下落。一方、石英素子関連では晶技(3042-TW)、加高(8182-TW)、安碁(617-TW)、台嘉碩(3321-TW)、希華(2484-TW)が上昇。うち晶技と安碁はストップ高となった。

ICキャリアボード関連では、欣興(3037-TW)、南電(8046-TW)、景碩(3189-TW)が上昇。景碩はストップ高を記録した。

統一證券によると、企業投資が米国経済の着実な拡大を牽引しており、今週発表予定の雇用統計やPMIデータは安定成長が予想される。これに加え原油価格の下落や市場のポジション整理により、テクノロジー株の評価が合理的水準に戻る可能性があるという。米国と台湾の主要テクノロジー企業の決算発表や説明会が続いているが、AI関連の進展により業績が普遍的に好調である。しかし、台湾市場は短期的に解消しきれない売り圧力と四半期線(44,100ポイント)の逆抵抗に直面しており、外資の先物売建玉が9万枚を超えており、指数はなお調整局面にある。

統一證券は「健全な資金水準を維持し、下値を拾って配置し、反発時に弱い銘柄を整理する」ことを推奨。選定銘柄としては、流動性の高い中大型AI関連の大型株を中心に据えるべきとしている。長期注目セクターには、TSMCおよび先端プロセス/パッケージング、キャリアボードおよびPCB、電源管理関連、マシンラックレール、ロボット関連、特殊化学品、自転車関連などを挙げている。

本朝の米国市場終値では、ダウ工業平均が693.38ポイント1.32%)上昇し、53,178.41ポイントで取引を終えた。ナスダック総合指数は540.04ポイント2.13%)高の25,913.90ポイント。S&P 500は110.78ポイント1.48%)上昇し、7,600.50ポイント。フィラデルフィア半導体指数は119.28ポイント1.05%)高の11,430.35ポイントで終了した。

台湾市場関連のADRでは、TSMC(TSM-US)が0.46%上昇。NVIDIA(NVDA-US)は2.93%大幅高となった。

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  • 出典:PR Times
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