サーバー廠の永擎 (7711-TW) は本日(4日)、2023年第二四半期の財務報告を公表しました。第二四半期の税後純利益は6.9億元で、前四半期比26.9%増、前年同期比234.6%増となり、1株当たり純利益(EPS)は9.76元を記録しました。永擎は、汎用サーバーの売上構成比が向上していることを指摘しており、全体の売上高は減少しているものの、収益性の改善に寄与していると説明しています。下半期には、AIチップの供給が改善されれば、AIサーバーの出荷台数が増加し、ASIC製品の量産も進むことから、今後の業績拡大が期待されています。

永擎の第二四半期の売上高は68.2億元で、前四半期比23.3%減少、前年同期比9.2%増加しました。売上総利益率は18.9%と、前四半期比6.6ポイント、前年同期比12.2ポイントそれぞれ上昇しました。営業利益は8.2億元で、前四半期比17.7%増、前年同期比495.5%増となり、営業利益率は12.0%に達しました。これは前四半期比4.2ポイント、前年同期比9.8ポイントの上昇です。税後純利益は6.9億元、1株益は9.76元です。

2023年上半期の累計売上高は157.1億元で、前年同期比44.5%増加しました。売上総利益率は15.2%(前年比7.1ポイント増)、営業利益は151億2662万元(前年比336.3%増)、営業利益率は9.6%(前年比6.4ポイント増)となりました。税後純利益は12.2億元で、前年同期比205.7%増加し、1株益は17.44元です。

永擎は、第二四半期にチップの供給問題により、製品構成が汎用サーバーにシフトしたと説明しています。この構成比はすでに30%に達しており、売上規模の縮小を補って余りある収益性の向上を実現しています。

下半期の見通しとして、NVIDIA(NVDA-US)およびAMD(AMD-US)のAIチップ供給が改善すれば、関連AIサーバー製品の出荷が拡大すると予想されています。また、ASIC向けの顧客製品が第3四半期および第4四半期に量産入りすることで、収益へのポジティブな貢献が見込まれます。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:財務
  • 関連組織:NVIDIA / AMD
  • 製品・サービス:AIサーバー / 汎用サーバー