パソコン周辺機器メーカーの達方(8163-TW)は本日(4日)、決算説明会を開催し、第2四半期の財務報告を公表した。達方は第2四半期に8624万円の純利益を計上し、四半期・年間で増益となり、1株当たり純利益(EPS)は0.31元となった。財務責任者である林豊正氏は、欧州のグリーンエネルギー販路の強力な回復が第2四半期の業績を牽引したと説明した。しかし、原材料価格の上昇により、受動部品MLCCおよびグリーンエネルギーのOEM事業に影響が及び、マージンが低下したと述べた。
達方の第2四半期の売上高は75.2億元で、前四半期比24.8%増、前年同期比8.9%増となった。マージン率は16.6%で、前四半期比0.14ポイント低下したが、前年同期比では0.05ポイント上昇した。営業利益は1.5億元で、前四半期比87.9%増、前年同期比17.1%増。営業利益率は2.0%で、前四半期比0.7ポイント上昇、前年同期比0.2ポイント上昇した。税後純利益は8624万元で、前四半期比51.6%増、前年同期比41.0%増。1株利益は0.31元となった。
達方の上半期累計売上高は135.4億元で、前年同期比9.3%増。マージン率は17.2%で、前年同期比0.3ポイント上昇。営業利益は2.3億元で、前年同期比42.8%増。営業利益率は1.7%で、前年同期比0.4ポイント上昇。税後純利益は1.4億元で、前年同期比19.0%増。1株利益は0.51元となった。
第2四半期の財務数値について、林豊正氏は、電動アシスト自転車(E-bike)の需要拡大により、グリーンエネルギー製品の売上構成比が45%まで上昇し、IT周辺製品の43%を上回り、同社の最大の収益源となったと説明した。統合部品製品の売上も堅調に成長し、四半期および上半期ともに10%以上の増収を記録。第2四半期の売上構成比は約12%となった。
林氏は、第2四半期のマージン率が16.6%にやや低下した理由として、受動部品MLCCおよびグリーンエネルギーOEM事業におけるアルミニウムや銀などの貴金属原材料価格の上昇を挙げた。また、グリーンエネルギー販路における高売上構成比の製品ミックスの変化も、マージンに若干の影響を与えたと指摘したが、全体のマージンは依然として合理的な水準に保たれていると強調した。
設備投資に関して、林氏は、上半期の設備投資額は約5億元で、うち70%は生産設備および自動化のアップグレードに、30%は子会社の太宇科技がベトナム南部に建設中の新工場の拡張に充てられたと述べた。また、同社は上半期に3.8億元を投じて海昌公司を買収し、生産能力の最適化と長期的な事業成長のための戦略的布陣を示した。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:財務報告
- 製品・サービス:E-bike / MLCC