毎日新聞は4日(火)、アメリカのホワイトハウスがソーシャルメディア上でイラン打撃や不法移民対策に関する政策を宣伝する際、『ポケモン』『NARUTO-ナルト-』『遊戯王』『ドラゴンボール』などの日本のアニメ素材を何度も許可なく使用していたと報じた。日本外務省は今年4月と6月、アメリカ駐日大使館に対してすでに抗議を行っている。
日本側は、政府機関であっても知的財産作品を使用する際には、あらかじめ創作者の許可を得る必要があると指摘。こうした行為は著作権侵害にあたる可能性があり、作品のイメージを損なう恐れがあるとしている。
アメリカ側は、日本の主張を政府に報告すると回答したが、7月末時点でも問題の投稿は削除されていない。
すでに2025年9月には、アメリカ国土安全保障省が不法移民対策の動画を公開。そこでは『ポケモン』の映像がそのまま使用され、「全部捕まえる」というスローガンが掲げられ、不法移民の顔写真が『ポケモン』のカードのように加工されていた。
今年3月、アメリカがイランに対して軍事行動を取った後、ホワイトハウスのアカウントは軍事作戦の映像と『遊戯王』などのアニメ素材を編集して投稿し、「アメリカン・ジャスティス」という文言を添えた。これに対して『遊戯王』の公式は、関連コンテンツの使用許可を出したことはないと声明を出した。
トランプ氏は6月にAI生成の動画を投稿し、自身が『NARUTO』の主人公のように描かれるシーンを公開。この件についても、日本政府が再びアメリカ側に抗議している。
ホワイトハウスの一連の投稿は、日本のアニメファンの強い不満を呼び起こした。2万3000人以上がオンライン請願に署名し、著作権侵害に対して何らかの措置を取るよう求めている。日本政府関係者によれば、アメリカはこれまで知的財産保護を強く主張してきたが、自らの政策宣伝においてその原則を無視していると批判している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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