士電 (1503-TW) は本日(6日)、最新の財務報告を公表した。今年上半期の累計税後純益は26.25億元で、前年比20%以上増加。1株当たり純利益(EPS)は5.04元となり、資本金の半分以上を稼ぎ出し、歴史的な最高業績を達成した。士電はグローバルなAIDC(AIデータセンター)需要の持続的拡大を強く認識しており、今後5年間は需要が確保されると判断。今年の外販売上高は前年比30%増加すると予測している。
士電の第2四半期売上高は95.63億元で、前期比17.27%減少、前年同期比7.93%増加。営業利益率は13.27%で、前期比2.78ポイント低下、前年比0.04ポイント上昇。税後純益は11.71億元で、前期比19.46%減少したものの、前年比31.72%増加。1株当たり純利益は2.25元となった。
上半期累計では、売上高は211.22億元(前年比10.27%増)、売上総利益率は23.04%(前年比0.19ポイント低下)、営業利益率は14.79%(前年比0.01ポイント上昇)、税後純益は26.25億元(前年比24.3%増)、EPSは5.04元とすべて堅調に推移した。
士電は、グローバルなAIDC産業チェーンの需要が強く、IT企業が積極的に工場を拡張していることに加え、台湾電力の強靭な電力網構築計画も相まって、変圧器の需要が引き続き旺盛だと説明している。このため、今年の業績は内需・外需ともに好調で、年間の売上高と利益が二桁の伸び率で成長する見通しだ。
AIDC需要に関しては、最近の北米向け輸出注文のうち、AIDC関連が30%を占めているとし、今年の外販比率が25%に上昇すると予想。外販売上高は前年比30%増加する見込みだ。
現在、変圧器の需要が高まり、市場で部品の供給不足が発生している。これに対して士電は、製品の標準化を進め、部品を事前に調達して適切な在庫を保有することで、短期的な材料不足に対応している。全体の納期は約80週間で維持されている。また、関連部品のサプライヤーも生産能力を拡大しており、今後1年間で段階的に生産量が増加すると見込まれる。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:財務
- 製品・サービス:AIDC向け電力ソリューション