藍天 (2362-TW) は、下半期のCPU供給状況が改善し、年末の販売シーズンに向けた在庫補充需要により、出荷台数が上半期を上回ると見込んでおり、通年出荷目標は維持するとしています。また、合資会社である台北雙星のC1/D1開発プロジェクトの資金需要に対応するため、50億台湾元を段階的に増資すると発表しました。

藍天は、下半期のグローバルノートPC市場は、メモリーやPCB、受動部品などの調達期間の延長やコスト上昇の影響を受けていると指摘。価格に敏感なエントリーモデルやコンシューマー市場の需要は一定程度影響を受けるとして、今後も製品ポートフォリオの最適化を進めていく方針です。

さらに、高付加価値のタッチパネル搭載モデルやハイエンドAI PCの販売強化を進めるとともに、企業市場ではWindowsのアップグレード需要やAI導入ニーズの高まりを追い風に、成長を図るとしています。藍天は、2024年第一四半期に、米NVIDIA (NVDA-US) のRTX Sparkプラットフォームを搭載したAI PCを発売する予定です。

中国のIT流通チャネル「百腦匯」では、AI関連ブランドとの協業をさらに深化させ、各店舗にノートPC、スマートフォン、カメラ機器、AI学習機、スマートロボットなど多様なAI製品を導入。AIアプリケーションとオフライン体験を融合させたデジタル小売への転換を推進し、差別化された競争優位を築いています。

藍天が30%を出資する群光広場百貨も、夏休みシーズン、周年祭、ダブル11、ダブル12、年末セールといった主要な販促期間を迎え、武漢と成都の主要拠点の営業活動がさらに活性化すると見込まれています。今後も収益改善とコスト管理を徹底し、利益目標の達成を目指します。

また、合資会社・台北雙星のC1/D1開発プロジェクトの資金需要に対応するため、藍天は台北雙星に段階的に50億台湾元を増資。累計投資額は100億台湾元に達し、持株比率は50%となります。

台北雙星開発プロジェクトの鋼構工事は、最高245メートル、48階相当の高さに達し、隣接する新光人壽摩天大楼(244.15メートル)を正式に上回り、台北市西区で最も高いビルとなりました。今後も台北市西区の玄関口としての繁栄を牽引し、雇用創出と経済価値の向上に貢献していく予定です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 製品・サービス:AI PC