瑞銀グループ (UBS) は金曜日(7日)に発表した報告書で、金価格が短期的には下落リスクを抱えているものの、2027年上半年には1オンスあたり5000ドルに達すると予測しました。

現在、現物金の取引価格は1オンスあたり4300ドルを超えており、6月中旬以来の最高値を記録していますが、2026年1月につけた5594.82ドルの過去最高値からは約23%下落しています。

金価格は2月末のイラン戦争勃発以降、圧力を受けてきました。中東紛争によるインフレ懸念から、市場は米連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり高金利を維持すると予想しており、これは通常、金に対する投資家の関心を低下させます。

しかし、過去5営業日間で金価格は4%以上反発しています。これは主に中国の投資家による買いと、インデックス型ETFへの資金流入が要因です。さらに、米国と日本の当局が円高誘導措置を講じたことで、米国債の売却圧力が和らぎ、債券利回りの急騰が金価格に与える悪影響を回避しました。

瑞銀のウルリケ・ホフマン=ブールハルディが率いるチームは、インフレが徐々に減速するにつれ、FRBは今年の基準金利(現在3.50%3.75%)を据え置き、2027年に利下げサイクルを再開すると予想しています。

彼らは「これにより、金にとってより好ましい環境が整います。政策金利の低下予想は実質利回りを押し下げ、米ドルに下落圧力をかけ、金への投資需要を高めるでしょう」と述べています。

一方で、世界中の中央銀行が金を継続的に購入していることも、市場の底堅い支えとなっています。

瑞銀グループの投資責任者であるマーク・ヘフェレ氏は、短期的には原油価格の上昇やFRBのタカ派姿勢が金価格を脅かす要因となるものの、金価格が4000ドルまたはそれ以下に下落すれば、戦略的なポジションを構築する絶好の機会になると指摘しています。

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  • 出典:PR Times
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