緯穎 (6669-TW) は7日、最新の財務報告を発表した。AI需要の旺盛さを背景に、上半期の税後純益は290.84億元となり、前年比で3割以上増加し、1株当たり純益は156.38元と、歴史的な同時期の最高記録を更新した。また、同社の取締役会は、下半期の資本支出総額を9.42億米ドル(約新台幣303.97億元)とする予算案を承認した。
緯穎の第2四半期の売上高は2781.53億元で、前期比0.59%増、前年同期比26.01%増となった。売上総利益率は9.26%で、前期比1.71ポイント増、前年同期比0.68ポイント増。営業利益率は7.27%で、前期比0.95ポイント増、前年同期比0.07ポイント増。税後純益は149.69億元で、前期比6.06%増、前年同期比23.49%増。1株当たり純益は80.43元だった。
緯穎は、4月以降、一部顧客のメモリ調達を「代採購モデル」に切り替えたことで、関連金額が売上高および売上原価に計上されなくなったと説明している。また、第2四半期には新製品の投入が進み、NRE(非繰返工事費)収益が増加したことで、売上総利益率の改善を後押しした。同社は今後も顧客との協議を通じて、AI製品の組成や部品価格の上昇に対応するためのビジネスモデルの調整を続けていくとしている。
上半期全体では、売上高は5546.6億元で、前年比41.71%増。売上総利益率は8.41%で、前年比0.22ポイント減。営業利益率は6.79%で、前年比0.33ポイント減。税後純益は290.84億元で、前年比32.7%増。1株当たり純益は156.38元となった。
緯穎は、AIとデータセンター市場の今後も明るいと見ており、事業運営の発展とグローバルな生産能力計画に対応するため、取締役会は下半期の連結資本支出総額を9.42億米ドルとすることを承認した。この資金は主に電力、設備、土地・建物などの投資に充てられる予定だ。また、運営資金の充実を目的として、取締役会は新台幣150億元を上限に、国内初の無担保転換社債を発行する案を承認。さらに、15億米ドル規模の共同信用枠の設定も承認した。
同時に、2025年の利益配分における株式配当の除権取引日を9月2日とすることも取締役会で決議された。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:資金調達
- 製品・サービス:AIサーバー / データセンターインフラ