OpenAIは6日(木)に発表し、人気のAIアプリ「ChatGPT」の最新アップデートにより、無料ユーザーがチャットボットと行えるテキストベースの対話が、今後無制限になることを明らかにしました。
無料ユーザーのデフォルトモデルも、新たに「GPT-5.6 Luna」に更新されます。GPT-5.6シリーズの軽量版であるLunaは、現行の無料ユーザー向けモデル「GPT-5.5 Instant」よりも高いパフォーマンスを発揮します。
また、無料ユーザーと月額8ドルのGoプラン加入者には、「思考」ボタンの利用が可能になります。この機能は、AIがより長い時間をかけて推論を行うことで、複雑な質問に対してより正確な回答を導き出すことを目的としています。
ただし、テキストチャットが「無料無制限」になる一方で、ファイルのアップロード、画像生成、音声対話など、計算リソースを多く消費する機能は引き続き制限の対象となります。これらのアップデートは来週から段階的に提供される予定です。
OpenAIの今回の動きは、AIの利用における新たなトレンドを示している可能性があります。つまり、実際の業務フローにおける強力なモデルの推論能力に注力する一方で、単純なチャットに必要な計算リソースについては「無料化」を進めているのです。
先月末、OpenAIはGPT-5.6シリーズの2モデルの価格を引き下げました。GPT-5.6 Lunaは価格を80%、GPT-5.6 Terraは20%それぞれ引き下げました。これらのモデルは発表からわずか3週間での価格改定です。
LunaはGPT-5.6シリーズの中で最も高速でコスト効率の高いモデルであり、最新価格は100万トークンの入力あたり0.20ドル、出力あたり1.20ドルにまで低下しました。これまではそれぞれ1ドルと6ドルでした。
中位モデルのTerraについては、入力が100万トークンあたり2ドル、出力が12ドルに引き下げられました。以前は2.50ドルと15ドルでした。一方、最上位モデルのGPT-5.6 Solの価格は据え置かれ、入力・出力ともにそれぞれ5ドルと30ドルです。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:新製品
- 製品・サービス:ChatGPT / GPT-5.6 Luna